恋文
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2006年06月20日(火) わたの原

もう ずっと
とおくに
きてしまった

いつか
伝わった
そのままに


2006年06月19日(月)

花を
みていた

花は
雨にうたれて

空を
みていた

空から
雨がふってくる


2006年06月18日(日) 夕立のあと

草の におい
水の におい

揺れている
木の枝が

空に
引っ掛かっている
みたい


2006年06月17日(土) 夏へと

川の流れの


木の葉の
ふれあう


川が ひかり
枝が ゆれて

午後が
すぎてゆく

雲が
いつのまにか
ひろがっている


2006年06月15日(木) 一緒のこと

そのときに
知っていた
わたしたちが
あって

知らない
あいだの
わたしたちが
あって

なんどでも
知ることができる

きっと
一緒のことを
もっている


2006年06月14日(水) あるく

ひかりが
あんまり
まぶしくて

木の下みちは
あおくて
くらい

じぶんの
息のおとを
ききながら

じっとり
汗が
しみてきて

まだ
あるいている


2006年06月13日(火) 見つけられなかった

鏡の中に
いた

逃げて
しまった

わたしを
さがす


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