恋文
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2006年04月01日(土) 食べてくれて

少し 目をはなしたら
もう 食べちゃったんじゃない

なんだ わたしのぶん
残しておいてよ

いいながら
たくさん 食べてくれて

それで
よかった


2006年03月31日(金) 待つ日

あなたを
迎えるなら

こんな
ひかりのなか

いま 雨が
あがって

たちあがる

春の
いぶきのなか


2006年03月30日(木) 知らない町

ふり始めた
雨のなか

いつもの
駅を降りる

知らない町の
ように

立ち止まる


2006年03月28日(火) 雨音

その雨を
たぐりよせ

花をおもい
香りをおもい

その
記憶のなかに

この空の
この木立の
その色も

いっしょに
おとの中


2006年03月27日(月) 雨になる

木の枝が おおきく
揺れている

雲は どんどん
ながれてゆく

いつのまにか
窓は

しずくで いっぱいに
なっている


2006年03月26日(日) 夜のあと

朝の
あかるい
空のいろ

まだ
夢のなかに
いるみたい

ふと
たじろぐ


2006年03月25日(土) 日永

窓の外を だれか

通りすぎると みえて

それは ただ木の枝の

揺れる影


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