恋文
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いつもより ずっと 夢のなかに いるのに
いつまでも まだ 遠い 夢のなか
あなたのことを 考えてすごしていよう
ほかのことに 思い煩わないように
まだ花を見ぬ 花ぐもり
痛みとともに 身体中が ひりひりと 反応する
音もなく ふってくる 雨に 風は ほんの少し 吹いている
ぽつり ぽつり 地面から 顔をだしている クロッカス
いつのまにか ベランダの プランターにも すみれ
やっと 気づいた
それは よく 知っている
こらえきれず あらわれる
わたし そのもの
もう すでに 同じでは なかった
霧のむこうに なにが 見えるだろう
おそるおそる 踏みだす 一歩 また 一歩
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