恋文
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2006年02月13日(月) 春へと

まだ 氷は
厚い

もう 朝は
それでも
とけてくる

鳥たちが
帰ってきた

声をきく


2006年02月12日(日)

あなたと
見に行くことが
できなかった

その港を
思い出す

岸壁には
ゆったりと
波が
寄せているだろう

かもめは
いつまでも
空にとどまっている


2006年02月11日(土) どこでもない

そこを
歩いていよう

少し坂をあがると
森の入り口があって

そのまま
歩いてゆく

木々は枝を 
のばしている
その小道

あなたが
寄り添っている


2006年02月10日(金) メタモルフォーゼ

まぼろしを
みている

そのまま
みていたい

たどりつけないと
しっている


2006年02月09日(木) 夕方

夕方の
あかるさが
すこしづつ
もどってきた

雨も あがって
雲のあいだが
うすく 朱い


2006年02月08日(水) 約束

あなたから
あずかった

それは
あなた だから

わたしと
いつも
いっしょにいる


2006年02月06日(月) かたみ

かたみに袖をしぼりつつ

そのほうが いい

わたしたちの
かたみは
おたがいの
はんぶんの
わたしたちのこと

末の松山に
浪は
越すことはない と


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