恋文
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2005年12月13日(火) 雪のまぢか

風に
まぎれて
ただよっている

はぐれたような
しろい
ひらひら

雲は
ずっしりと
広がっている


2005年12月12日(月)

草むらには
霜がおりて

月のひかりも
しろい

まっすぐに
とどいてくる

街路の灯りを
たどって歩く


2005年12月11日(日) 冬景色

なんて まばらな
木々のあいだ

森は こんなに
透きとおっていた

まだ つもった
落ち葉は やわらかで

吐く息が
目のまえに
しろかった

どこかで
音がする

たちどまって
聴いている


2005年12月10日(土) 誰もしらない

くじらの ように
潜っている

窓は 閉じている

灯りが
見えたとして

ふと
ぽつんといる

どこに
浮き上がろうか


2005年12月09日(金) 箱庭

しぶしぶと
こんな 
広い世界に
生きている

箱庭が
ちょうどいいのに


2005年12月08日(木) 待ち遠しい

どこを歩こうか
その情景を
思い浮かべている

いまも
あなたがいる


2005年12月07日(水) 遠いところ

ここに
いたくないとき

遠いところを
かんがえる

そこに
わたしは 
まだ いない

そうして
ずっと
いない




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