恋文
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ずっと 向こうまで 落ち葉の みちが 見えるね
灰色の そらも とても ひろい
鳥が ばさり と 枝にとまった
わたしたちの 同じもの
ことばに しなくても
かたわらにある
わたしたちの 部分だから
どうしようかな わたしは わからない
これから どうしよう
ぱたぱた
これは
さびしいだけ
ばいばい
とは いえないな
どうしたの
窓越しに かすかに 伝わってくる
わたしは 遠いところに いる
死んだ 魚の眼が こわかった
干からびた 海草が こわかった
海辺は みんな こわいものばかり だったのに
ひかる 波を 見るのが 好きだった
消してしまえたら いいのにな
わたしは きっと 嫌な顔をしていた
ことばは つづいている
ひみつではない わたしたち
そのまま いつものように
だけど すこし
わたしたちだけの ことばが あったね
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