恋文
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少しづつ 捨ててゆくこと
いつか わたしを からっぽにして
あなたを 迎えいれられたら いいのに
あまりにも 遠くて
聴きつづける こえ
どの ひとことも のがさないように
また はなしかける
どの ひとことも つたわるように
ぼんやり してるって いわれなくたって
あんたに わかるもんか
どんなに わたし
ここに いたいと おもってるなんて
わたしを いびつだと 知って あらがわない
だから わたしは 狂わない
そのかわり すこしづつ 歪んでゆく
いつのときも わたしであった はずなのに
いつか みつけられなく なっていた
曇り空に くすんで
はじまったばかり 秋は
まだ みどり
とおざかる 夏の うしろ姿
まだ 夜着に ばらの かおり
外は 雨 霧のように
雨に打たれた ばらのように ねむろう
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