恋文
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2005年08月27日(土) 知られないように

どんなにか
わたしのままに
いたいけれど

隠すのも
わたし

誰もが
見過ごしてしまうように

黙って
たたずんでいる


2005年08月26日(金) 待っている夏

草も 木も
息をする

朝の
そのときに
吐く息が
もう しろい

鳥の
さえずりも
いつか
遠くなる

それでも
まだ
夏を待っている


2005年08月25日(木) 変わる

なにも
変わらないように
思っていても

いつか
知らないわたしを
見る

もう
すっかり
見てつづけているのに

また
何度でも


2005年08月24日(水) ほどく

おだやかに
風がやってくる

あなたに
届くように

ほどいてゆく
わたし


2005年08月23日(火) おりる

夜を
降りてゆく

わたしは
わたしのなか

髪をほどいて
せなかにおとす

うなじに感じる
それはわたし

もっと
わたしに
下りてゆく


2005年08月22日(月) 残っている

いつでも
わたしのはずだった

いつか なにが
すりぬけて
しまったのか

残っている
わたし


2005年08月21日(日) 雨の日

ずっと 雨で
空も とけてしまった
みたい

ついでに わたしも
あらい流して
くださいな


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