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おなか いっぱい ふっくら ふくらんで
あかちゃん みたいに ねむって しまおうか
なににも 比べることは できない
あなたが 担っている その重さは あなただけが 知っている
そのことを 知っているよ と あなたに 伝えよう
切ろうかな と 迷っている
くるりと 巻き上げた 毛先が落ちてきて 首筋に ふれる
その感触が ここちよくて まだ 決心ができないでいる
わたしでない わたしは いつもいっしょにいるから それも わたしなのだとおもう
わたしではない わたしは だから どこにもいない
みんな わたしだから わたしでいよう
古い教会の中は ひんやりと 暗かった
まわりには 緑の草 小さな花々 揺れ
丘の上は ほかにだれもいなくて
町を見下ろしていた
今日 わたしは 変なので
なんだか 浮いたり 沈んだり
もう いいの このまま 揺られていよう
いくつもの 夜の記憶を さぐる
この夜に かすかに 繋がっているだろう
もう 空は 記憶のように くらい
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