恋文
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2005年07月06日(水) 渇く

忘れていても
いつか
よみがえる

渇いている
そのこと


2005年07月05日(火) 共有

わたしたちの
なにもかもが

どんなに
違っていても
よかった

ただ ひとつ
同じものを
分かちあえたから


2005年07月04日(月) 嵐のあとは

うなだれた草花
吹き寄せられた木の葉

風が冷たくなった


2005年07月03日(日) 思い出す

昼顔が
ねむそうに
揺れている

さらさらと鳴る
ポプラも
蜂の羽音も
鳥のこえも
引き止めない

なにかを
思い出そうとしている
午後


2005年07月02日(土)

普通に
話している
不思議

わたしは
少しづつ
後ろを
向いていた

話し声は
ずっと続いていて

もう
夜もふける


2005年07月01日(金) 夜の始まり

ふんわりと
座っている

頬杖をついて
眺めている

雲にかさなって
教会の鐘が
鳴っている


2005年06月30日(木) もの思い

雲の
わずかな
すきま

暮れゆく
空のいろ

森は
もう影だけに
なってしまった

ここではない
どこかを
見ている


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