恋文
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わたげが ふわふわ ただよっている
みどりが まぶしい
わたしの ゆくさきに
わたげも いっしょに ついてくる
わたしも いっしょに ついてゆく
濡れた緑は 柔らかく 光っている
花も しずくを たたえている
傘など いらない わたしも 濡れてあるく
失いたいと おもった その ときに
きっと 離れていって しまった
あなたが その壁を見ているなら わたしが そこに 映ればいいのに
あなたが 思いを巡らせるあいだ あなたを 依りかからせる わたしの肩が そこに あればいいのに
あのときも いまも、これからも つながる その 思い
わたしは あなたと いるからね
わたしが うけるもので あると おもう その
わたしに はいってくる ものを いれる
暖かい 午後 葉と花の香りに めざめる
なまめかしい からだの 感覚
町は 雨のなか 思い出のように くすんでいる
ここに あるはずもない
思い出は 遠い空のした
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