恋文
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2005年05月17日(火) たそがれ

鳥たちは
帰ってしまおう

ゆれる草や 花や
木々の こずえ

雲の切れ目から
まだ 薄いひかりが
さしてくる

なにを 見ていようか
そこには
なにもない


2005年05月16日(月)

雨のなかを
あるいていよう

木々も
花たちも
つややかに
濡れている

わたしも
濡れる


2005年05月15日(日)

誰にも
見せられない
わたしを
抱いて
眠る


2005年05月14日(土)

あなたが
泣くたびに

ここには
雨がふる

雲の むこうに
ひかりが
うすく
見えると

抱きあった
わたしたちを
おもう


2005年05月13日(金) 暮れてゆく

夕方 遊んでいた
子供たちの声が
消える

窓の外は
あおい
忘れな草の
ように

まだ 鳥たちの
声がきこえる
空には
雲がうかんでいる

どこの窓にも
あかりが
ともっている






2005年05月12日(木) 背中

たち止まる
あるく

まがる
もどる

わたしの
背中を

みている
わたし


2005年05月11日(水) わたし

どこから
生れたのか

どこに
帰そうか

ちいさな
綿毛のようなもの

風が吹いたら
いなくなってしまおうか


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