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2005年05月10日(火) ひととき

やわらかな
みどり
花たちの
いろどり

風が 吹きすぎる
暮れるまえの
そのとき

あなたと
分かち合えれば
いいのに


2005年05月09日(月)

暮れてしまうまでの
まだ あおいそらに
鳥たちの声が
聞こえる

それぞれに 
呼びかわす
彼らは
もう 
帰ってゆく

みんな声も消えてしまう頃
群青に染まった空に

あなたからの 声に 
耳をすまそう


2005年05月08日(日) ひかり

こんなに
花はあふれている
風が
通りすぎる

高い木々の葉のあいだから
ひかりが
降りてくる

しばらく たたずみ
また あるく

その道にも
ひかりが
おりてくる


2005年05月07日(土) ひろがる この

みどりも 
みずも


あなたが いる
そこに

おくろうね
あなたに

つながろうね
あなたに



2005年05月03日(火) 忘れな草

忘れな草が
散っている

雨上がりの 
夕方

まだ 青いままの
はなびらが
濡れて

ひかりが
降りてくる

忘れないよ
と あなたにいう


2005年05月02日(月) 春の午後

ライラックが
ゆれて
まぶしい

藤のはなが
ずっしりと
たれている

線路が 
くさむらのなかを
まがってゆく

草がゆれる
葉っぱもゆれる
鳥のこえも

ゆらいでいるように
どこからも
きこえる


2005年05月01日(日) れもん

れもんの花が 
ちっている
かおりは まだ 
あまい

みどりいろの
実が もうできている
白いはなの
あいだに

すっぱい
あじを おもいだす
みどりいろの 実

まだ しろい花が
咲いている


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