恋文
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狂ってしまった わたしの 生き物の時間
ゆき過ぎたり あと戻ったり
鳥たちも 花たちも もう 春を告げているのに
菜の花を 思い浮かべる
晴れた空の下の いちめんの 菜の花
きょう 雨のしずくに 濡れている
うしろの森が けむったように 沈んでいる
こんなに 軽いなら どこにいても いないみたい
ただよって いようかな 見えなくなって
ずっと 向こうのほうまで 灰色の空
もっと 遠くには 青空が あるのだろう
それから 海が あるのだろう
ここでは あたらしい緑が 濡れている
いつもと かわらない 日が終わろうと している
わたしが いない日々も そうやって 日が 終わるだろう
わたしを ちいさくする
いらないもの きりとって しまおう
あぁ なんて いらないもの ばかりなのに
どうしても きりとれない
はじまりは いつも 小さなこと
いつか 隔たってしまったり
もっと 繋がったり
はじまりを 誰がしっていたのだろうか
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