恋文
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ふいに 思い出してしまうよ
あの夜の 風の冷たさ
重ねた 肌の温もり
遠くから ずっと 聞こえている 風は 雨を連れてくる
夢の中のように 薄暗闇の そのなかに 眠っていたい
雨の音を 聴きながら
どこにも いないなぁ ふりむいても 見えない わたし
ぐるぐる かたまって わたし 繭みたい
まぁ、いいや こんなの まるく なる
わかんない そんなの
しらない
まだ 花の香りも 運んでこない 風は 湿っていて 少し 春に近づく
その名を聞き ありありと よみがえる 香り
その春の 訪れを 待つ ここでは
その花の わずかな 白さを 雪に 見る
そうして あなたのいる その場所を おもう
行って もどって 迷いながら
手探りもすれば ままよ と走る
まだ 終わらない また 夜がくる
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