恋文
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わたしのなかの わたしは とても 意地っ張りで 拗ねると 手のつけられない わがまま
しようのない わたし でも それも わたし
誰もしらない そのときに ごめんね と いう
どうして わたしなのか わからないから
わたしは 繭に なるよ
もう 失われそうな 最後のかおり
朝から わたしと ともにあって
もう かすかに 残るだけの
思い出の ような
忘れない と 言った あなたを 忘れる
あなたが わたしを 忘れるように
あ のどに なにか ひっかかって 涙がでた
ぼんやり 大きな 日がかたむいて
雪を残した 木々が 眠りかける
凍ったままの 道を 歩く
足下で 崩れる 音を聞く
朝は いつもくるのね
おなじ朝は ないだろう けれど
この朝を 受けとめようか
こんなに 空が あおい
雪は 溶けてゆく
空が 暗くなって
凍った 雪が あおい
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