恋文
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真っ青な空 なにもかも つき抜けてゆくような
あなたから 受けとった お便りは そこから来たのね
空を見上げて あなたの姿をみる きっと 暖かい
なんて 真っ白 まだ白い 冷たい 寒い
まっすぐ歩く 風をうけよう
頬は ちりちりとして 耳は きりきりとする
黒い枝には 鳥の声もない
だけど 真っ直ぐ歩く
この空の つづきを想う
見上げると 白く透きとおった月
同じようではない 月がそこにはある
くびすじに ふれた指先 そのまま 持ってきてしまった
もう わたしひとりで うまく留められるんだよ
また雪になりそうな 静かな夜
窓をあけると しんしんと 肌にしみる つめたさ
空に しろい月 いつか 見たような
遠いあなたは やすんでいるだろう
あなたが そこで 耳をかたむけるように
わたしも ここで 聴いている
昼下がり ほかに 音もない
なにか聞こえてきたらいい
思うこと 感じること ただ 毎日の なんでもないことに
あなたと わかちあおう と 耳をすます
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