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思いがけずに見た オリオンは とても低い空にあった
月は 高い空に 白く 輝いていた
黙って そこにいる ふたり
あなたの 息しか 聞いてなかった あなたの 震えしかしか 感じてなかった
それよりほかの 何があったのかしら
その人は まだ明けない 遠い夜の底で 眠っているだろう
つながる記憶を 手繰り寄せて その人の夢に 渡れればいいのに
その木 大きく枝を広げて 立っている
まだ暗い朝から 鳥たちは やかましい
影絵のように 空に映る 重なる線と線の どこに隠れているのだろう 鳥たち
ただ立っている その木
鳥たちも ただそこにいる
夕暮れは あしたに続くね あんなに青く 暗くなってしまったのに
朝は まだ暗くても 鳥たちは さえずり始めているね
だんだんと 明るくなる 空に重なる 白い雲は
わたしたちの 結んだ手のようだね
なんにも できない わたし でくのぼう
ことばに 応えられない なんにも できない
でも ここにいる あなたに近く いたい わたし
| 2005年01月08日(土) |
あなたへ とどきたい |
あなたが どんなだっていい ね どんなに かわったって あなただと わかるよ
あのときの あなたと いまの あなたは ちがうと あなたは いったけれど わたしには おなじ あなたなの
ね いつでも かわらない わたしの なかの あなたは
こんなに とおくて どうしようか どうやって てを さしのべようか
こうやって あなたに とどけよう ことばにのせて
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