恋文
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あのとき 二人で見上げた その窓から 見える空のつづき
この空を見上げて あなたのいる 窓を見る
わたしの 半分でも 残れたらよかったのに
お互いに 見交わしながら わたしたちは 遠ざかる
昼間の空は青空だった。 雲が薄くかかって灰色がかっていたけれど、 光りは眩しくて、目を伏せた。 明るいトラムの車内で揺られながら、 明日からのことを考えている。
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明日から年末まで更新をお休みします。 では、よいクリスマスを。
ふと目にはいった 窓の外に落ちる影
降り注ぐように 空を埋めて 落ち葉が舞い落ちる
曇りガラスを通したような 灰色の光を 日の色に彩る
黒く沈んだ木々の間に 鳥たちの さえずりだけが聞こえる
和毛のように 霜をまとった草が 街灯の下に影をつくる
一日のはじまりに かじかむ手を 合わせる
沈んだり 浮かんだり
流されたり 滞ったり
ずっと 漂っていられればいいのに
いちめんの霧
向こうをすかして 向こうにゆこう
いつかあらわれる わたしを待っている
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