恋文
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それは影なのか 影ならば ずっと一緒に ついておいで
暗い道を たどりながら ほのかな明かりに ゆらめいて
まだ遠い 道のりを 一緒に歩いて 行こうよね
それが いつか失われた ことだったとしても
いま ここに つながって とけあって
また いっしょにある
近づいては 遠ざかる いつまでも たどりつけない とおい国
どこに行きたいの どうしようとしているの
言葉がなくて 押し黙る
霧のような雨が振る 灯りがにじんで 人々は行きかう その通りに
いまだ見知らぬ街に 紛れこんだように ひとりだった
過去を拾ったり 眺めたり
まだ そこにいたかった わたしや あなたや もちろんのこと
捨てたり 壊したり したかった そんなことも
それさえも 欲しいと思う 今
さわらないでね こないでね
ぽつりと いたいだけだから
はなしかけないでね みないでね
もう ここにいないから
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