恋文
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2004年11月20日(土)

しんと
風の音を
聴いている


2004年11月19日(金)

寒い道を歩こうね
凍った落ち葉を
踏んで

黙ったままでいいから
手をつないで
歩こうね

もう こんなに暗い
夕暮れだけれど

結んだ手は
離さない


2004年11月17日(水) あらがう

あらがうたびに
こんなに気持がさわぐなら
もうなにも
あらがわない

それでも
気持はさわぐのに


2004年11月16日(火) 悲しいこと

終わらない一日はない

一日
また 一日と
過ぎて

忘れてしまって
いい


2004年11月15日(月) 思い出

無垢の 思い出は
そのままにしておこう

いつか 少しづつ
知り合えた
生身の わたしたち

かつて
知らなかったことも

また
いつか
思い出になるだろう




2004年11月14日(日)

思い出は
かわらないのに
あなたも
わたしも
同じではいられなかった

それでも
お互いにさしだす
手と手を結ぶ
それは いまも
同じ暖かさだ



2004年11月13日(土) ひとり

ふっつりと
切り離されてしまったみたい

なんだか 明るい
ここにいると

なんにも考えない
見るともなくみえる
なんにもみない


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