恋文
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そこの窓から見える その景色を わたしも 見てみたい
目を閉じて 見てみよう
思いだけでも そこにいるように
それまでの 日々を数える
冷たい風も 暖かい灯りに 和らぐように
その日が わたしを和らげる
これは わたしたち 語りあった歌
いま あなたが この歌を わたしに ください
手をさしのべる こともできない そこにいる あなたに 向けて ただ 書き連ねる ことばよ
わたしになって そこに とどまっていてください
海のない国の水も 海につながる
この川の終わりには やっぱり海があって
その海は あなたの国の海に つながっている
この川に 思いを乗せようね あなたにつながるように
あなたにつながる すべての記憶を たぐりよせて
わたしは ここにいると 伝えてあげよう
あのとき 手をつないで 歩いた
ことばは 結んだ手から 伝わった
こんどは ことばが あなたに差しだす 手になるよ
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