恋文
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2004年10月14日(木) わたし

わたしには
いやな わたしと
いい わたしが いるの

ほんとうは 
いい わたしだけで いたいけど
いやな わたしも
ほんとうは
わるくないの

いやな わたしだって
わたしなの
かなしい
わたしなの

いっしょに いようね


2004年10月13日(水) ジュース

グレープフルーツを
ふたつに切り
きりきりと絞る

これは あなたのため

わたしには
指先に
いつまでも 香りが
残っている


2004年10月12日(火)

飲みこめば
飲みこむほどに
かたまりになってしまう

行き場のない きもちは
からだの なかから
押しあげられるように

そのときに
ぽたぽたと
あふれ出てしまうのだった


2004年10月11日(月) 言の葉

ことのえ といい
ことのは といい
どちらにしても
まるで ささいな端きれの
ようでは あるけれど

奥ふかくから
あふれるように
あるいは
ひきだされるように

あがってきたものが
やっと かたちになった
木の葉のようだね


2004年10月06日(水) 居場所

目が冴えてしまった 明け方
まだ暗い部屋のなかで
自分に問いかける

どうして こんふうに
すれ違ってしまったのか

わたしの居場所が
見つからないのだった

ベッドを抜け出して
キッチンのテーブルで
頬杖をついてる

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明日から日曜日までお休みします。
まだ夏のアンダルシアの明るさに触れたら、もやもやも吹き飛んでくれるかな。


2004年10月05日(火) 温度差

どんなにか心配したのに
あなたは
帰ってきて
平気な顔をしている

わたしは 不安で
いてもたってもいられなくて
無駄に電話を掛けまくり
果ては 外にまで電話を掛けにいったのに

あなたが軽んじているのか
わたしが重過ぎるのか

あなたには
わたしが流した涙なんて
思いの外なんだろうね


2004年10月04日(月) 感覚

多すぎてもいけない

これは 多すぎるのか
溢れてしまうのか

なんだ こんな
ちっぽけな 思いなのに

身体に はいってくる
そのままに

いつか わたしを蹂躙した
それは

多くてはいけない
溢れてはいけない

じっと 
わたしのものにしていたいのに



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