恋文
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ねぇ、あの時 あなたに寄り添って 掌を重ねたこと
思い出したら まだ わたしは あの電車の中で 揺れながら あなたの話す言葉を 聴いていた
悲しくもないのに 泣いてみようと思った
ばかみたいに 頑張ってみた
なんで 泣きたかったんだろう
ただの女でありたい
そんなの 誰も認めない
わたしが わたし なんて 誰が知るのだろう
わたしだけ 知っている
誰も 知らないなら 誰にも 知らせない
でも あなたが きっと 知っていてくれる
そう 思っているから 続ける
わたしは いびつな それでも
わたしは 女だと思う
わたしが忘れるように 誰もが忘れるので なにもとどまらないのかもしれない
ただ ときどき 過去を見るように いまのこの風景を見ている
| 2004年06月08日(火) |
眠る前に 目覚める前に |
岸辺から 離れて 波にたゆたうように
からだを感じる 海がわたしをなぞるように
ひとりのわたしを 愛撫するように
忘れるように 忘れないように
記憶をたぐりよせては また 離している
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もう、恋愛とはいえなくなってしまったので、日記のジャンルを、「静かな日常」に変更しました。 でもタイトルは、やっぱり「恋文」のまま。 誰ともしれず、あるいは誰かに、まだ、ずっと恋していたい。
それは茶色に変色していて とても柔らかかった
包丁が通るともなく 崩れて 重い音で 落ちてしまった
痛んだところを 削ぎ落としてゆく また 音が響く
からっぽにできたらいいのに そうして なにもかもを うけいれることが できたらいいのに
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