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わたしなんか いなくなって いいんだ なんど いっただろうか
きっと あなたがいたから あまえた だけだったんだ
あなたが いたから わたしは いなくならないの
あなたが いなくなったら わたしは いなくなってしまうのかしら
雨が窓に模様を描く 光は滲んでゆく
窓の外を見ながら 今ここに降る雨ではない どこかの雨を 思っている
いま このときと この わたしのいるところ
ずっと前に見た その場所も
あなたが見た その場所 あなたが 今いるところ
みんな繋がっているのなら きっと いつか また わたしたちは 同じ景色を見るに違いない
本当に気持ちを伝えたいとき ことばを失うことがある
思う言葉が みんな これではないと思う
声にならない もどかしい思いだけが 積みかさなってゆく
夢は 苦かったりする 覚めて やっと夢でよかった と 思う
でも それは きっと 現実なのかもしれない
鼓動や 息や
波打つ 胸や 身体の 流れ
わずかな また あきらかな
抱き合っている そのとき
ねぇ ほんとうは 夢だったのかしら
あのとき 時間などなかったように
そこに とどまっている
わたしと あなた
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