恋文
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あぁ いつか 崩れてしまうんだ
それが 明日なのか 何年後なのか
いつも 思っていよう なにも 今のかたちを とどめるわけではないと
わたしが わたしだっただけなのに 恥かしかった
丸裸のわたし自身を 知った瞬間だった
そのときの 光景を 夢に見ていた
やっと わたしになりはじめて 嬉しかった
肌に触れた指が しっとりとした
あいたいと 思った
もう こんなに長いあいだ あっていなかった と 思った
さいごにあったのが 昨日だったとしても
ずっと長いときのように 思えることがある
思い通りに行かないことなんて いつでもあるのに この わだかまりを どうしようか
キャベツの芯を ダンダン と 切っている
少しのあいだ 自分の場所にいよう
もやのなかにいるように 前もうしろも見えなくて
じっとしている
ひとりなのに ベッドの片側で 眠っている わたし
嬉しかったり 悲しかったり
なんでもないことに 揺り動かされる その わたしを
嫌いだったり 好きだったり
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