恋文
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2003年09月01日(月) 妹へ

あなたが独り苦しい時に
わたしは
ここでなにも知らないままでいる

便りが届いて
やっと、あなたを知ることができる

ただ、あなたがわたしの毎日を
知っていて
わたしと繋がっていてくれたこと
そのことが嬉しかったし
それから、安心した

わたしのなかであなたは
きっと、あの時のままなんだけれど
もちろん、本当は
わたしと同じに、あなたも変わってゆくね

でも、今度会うときには
きっとわたしたちの心の中にいるままの
わたしたちだろうね




2003年08月30日(土)

半袖の腕にふれる風
わたしのいない間に
ここは、もう秋になっていた




2003年08月24日(日) 留守

いるけどいない
もう、ずっと留守だったのかもしれない

でも、明日からは
本当に留守にします

では、一週間後に帰るまで


2003年08月23日(土) いつも一緒なのに

わたしの中の女の子
いつでもいるのに
いつも確認しないではいられない

わたしの中の男の子
それがわたしのもともとだから


2003年08月22日(金) そのまま

あなたといるとき
わたしは、ずっと女だった
それ以外ではなかった

あなたと離れて
わたしは
でも、やっぱり女なんだ
と、思う

それは、きっと変わらなかった
もっと

いえ

そうではなく

そのままの


2003年08月20日(水) 髪を梳く

いつまでも辿りつけない
どこに辿りついたらいいのだろうか
一日の思いを反芻しながら
髪を梳いている

鏡の中のわたしにつぶやく
「変わってしまえればいいのに」


2003年08月19日(火) 抜け殻

すっぽりと
抜け殻を残して
どこかに
いなくなってしまおう

きっと
魂だけで
いようか

でも抜け殻も
涙を流すのだろう




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