恋文
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2003年02月26日(水) 切り取る

これはわたしが選んだ道
こうなるように思っていたの

最初から、ずっと
お別れは知っていたの

だから、ずっと好きだった思い出を持っていきたい
それが、切り取られた瞬間であっても

だから、いつまでもそのまま残しておける


2003年02月25日(火) 夕日

眼に突き刺さるような
この光を
しばらく見ていよう

もう、翳ってゆくのだから

最後まで見守っていよう
もう、ずっと傾いてしまった

また明日の光のために


2003年02月24日(月) 進む

雲はずっと穏やかに漂っていた
森は静かに佇んでいた

わたしは
わたしの鼓動を聴いている

列車はただ走りつづける
景色はあとずさってゆく

わたしは
じっと座っている

そのままでも過ぎてゆくなら
わたしは、もう一歩前に進んでみる


2003年02月22日(土)

時計の音を聞いている
遠くから車の通る音が聞こえる

時計の音が重なる
いくつもの時計が、同時に時を刻む

わたしは、ぱたぱたと、キーボードを叩いている

みんな戻らない
みんな過ぎてゆく
みんな失われてゆく
音たち

もうすぐ、雨が降り出すのかもしれない


2003年02月21日(金) 何もなかったのなら

時が迫るのに
不思議に現実感が薄れていく

夢だと思いたいのか
始めからなかったのだと思いたいのか

何もなかったのなら
何も失わない

でも、忘れないよ
始めてしまったのだから


2003年02月19日(水) ソウル

ハンガンの氷は融けたようだ
灰色に霞んだ向こうに
ナムサンも良く見えない
きょうは、あなたに
しばらくの別れを言いにきたのだ

もう少ししたらケナリが咲き
ポッコッがはなやかな彩りをそえる
春までも待てなかった

空と河があわさるところにも
かすんで
ぼやけている


2003年02月17日(月) 移す

最後の最後に
あなたに移したい
わたしの温もり
わたしの香り
わたしの重さ

あなたが忘れられないように


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