恋文
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冷たい夜の空気の中を歩く よみがえるあなたの体温の記憶 今は想い出のなかにしかない
もう何度でも繰り返してきた言葉 今では毎日のように呼び合う
もう恋文の必要もないくらいに わたしたちは一緒にいるような気がする
まだ続けててもいい?
こんなに風が冷たく吹くと あなたの温もりを思う
手と手を重ね 身を寄せ合い 胸に顔を埋め
そんな時を思い出す 今は、ひとり
あなたからの応えがないと あなたから嫌われたのではないかと怖れたあの頃
いまは、あなたが忙しいのだと自然に思える
でも、後であなたから呼びかけられると やっぱり嬉しくて微笑んでしまうよ
わたしは、あなたの前で女の子でいられたらいい あなたに、かわいいと言ってもらえたらいい あなたが、大好きよ、と言ってくれたらいい どこにいても
それ以外に、望むことはない
小さくなってみよう あなたに抱かれて心地よい大きさから あなたに手を引かれて歩けるように あなたの胸元に抱き上げてもらえるように あなたのポケットに入れてもらえるように あなたの心の 一番奥底に しまえるように
ずっとふたりで綱渡りをしていた。 そう思うと、ずっと絆も強くなった。 今は、どうかしら? 少し慣れてしまったかな?
今みたいに自然になれたのいいけれど、 どこかに落ちこみそうな そんな気もする。
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