恋文
DiaryINDEXpastwill


2002年06月20日(木) ヤマアラシのジレンマ

少し遠くに離れた。
遠くにいるほうが、あなたを想う気持ちは強くなる。

家族も一緒。
いつも近くにいると、傷つけあってしまう。
遠く離れていたほうが絆が強くなる。
まるで、ヤマアラシのジレンマ。

こうして、夜に、あなたを想う。
幸福な時間。
そして、寂しい。
あなたとは、傷つけあうような距離には、
まだ、近づいていない。


2002年06月19日(水) 38秒/22分

昨夜、あなたと会話ができた、38秒間。
今朝、あなたと会話した22分間。
どちらも、わたしのもの。

昨日は、もう声が聞けないと思っていた。
そのなかでの、凝縮された会話。

今朝は、いつものように、なんでもないことを話す。
その、おしゃべりの楽しさ。

でも、ただ言いたいことは、
聞きたいことは、
お互いに交わすいつもの最後の言葉。
それだけ。


2002年06月18日(火) 平安

一日が終わりに近づく。
きょうは、あなたはどうしていたかしら。
会話がない日は、
なにかが欠けているような気がする。

電話もない。
メールもこない。

いつもの道を歩きながら、傍らに咲いている立葵が目にはいる。
凛と立っている姿が美しい。
その姿に和む。
その花言葉、平安。


2002年06月17日(月) ひとつ

あなたにはあなたの、
わたしにはわたしの、
それぞれの暮らしがある。

わたしたち二人とも、そこからは離れることができない。
それは、わたしたちにとって、それぞれに大切なことだから。

そんな大切なことを脅かすようなもの。
それがわたしの、あなたへの気持ち。
わたしに語ってくれる、あなたの言葉。

ふたつの大切なことたちのあいだに、
引き裂かれながら、
わたしたちはひとつになる。




2002年06月16日(日) そのあいだ

家族がみんな外出して、一人で部屋に座っている。
朝食の後片付けも終って。
窓を開けて曇り空を見ている。

そんなとき、あなたから電話があると、
雲の間から日が射してきたように、気持ちが明るくなる。
そのあいだだけ。

それでも、そのあいだが嬉しくて、
わたしはあなたを好きでよかったと思う。


2002年06月15日(土) あじさい

買い物の途中の小道で目にはいった。
もう、あじさいの季節。
今にも泣き出しそうな空の下で、
静かに佇んでいる。

「移り気」という花言葉があるけれど、
「辛抱強い愛情」という花言葉もあるのよ。
そのほうが好き。
そんなふうに、あなたを想っていたい。


2002年06月14日(金) 夢うつつ

夢とうつつのあわいで、わたしはさまよう。
離れていく、夢も現実も、どちらも。
わたしは、誰でもなく、何処にもいない。
それは、わたしがいつも躓くから。
こころが弱いから。

どこにいくのかな。
夢にいきたいのか、現実にもどりたいのか。

ほんとうは、あなたに迎えにきてほしいだけ。
あなたに連れられていきたい。
どこにでも。


かや |MAILHomePage

My追加