2007年10月12日(金) ボク、大人になったヨ!(前編)
彼女もいないし、これといった被害もないし、何も困ってるわけじゃないのに、
ただ37歳のおっさんがやったら面白いだろうという、ただそれだけの、
本当にただそれだけの理由で本日包茎手術をしてきまして。てへ☆

賢明なオレ日記読者のみなさんは周知の通り、
オレは友達以上恋人未満・・・あ、間違えた。
仮性以上真性未満のマイナーな存在、かんとん包茎ユーザーでして。
現在も過去もこれといって困ったことは本当に何もなくて、
もちろん包茎手術ごときで自分に自信が持てるなんて思ってないし、
そもそも著しく使用頻度の低いマイペニーなんですが(泣)、
ただ面白そうというそれだけの理由で、以前から手術を画策してたのね。

調べるとこういったオペは整形外科で受けるのが一般的なようなんだけど、
基本的に保険が適用されず、その手術料は15〜30万だとか。たけーな、おい。
さすがに面白そうってだけでそんな金額を払うつもりも毛頭なく、
さらに調べてみると、あまり大っぴらにはされてないものの、
泌尿器科のある一般的な総合病院でも包茎手術をしてくれるらしく、
真性やかんとんは保険が適用されて、かなりリーズナブルに施術出来るんだとか。
で、先日の毛ジラミの際、皮膚科じゃなく泌尿器科を訪れたのは実はそういう理由がありまして。
診療後、先生に包茎手術について聞いてみると「あー、やってるよ」とのこと。
費用を聞くと「看護婦に調べさせるから待ってて」と言われ、
数分後に現れた看護婦さんはオレがその病院で一番きれいだと思ってた人。キャー!(赤面)
しかし驚いたのはそのお値段。保険を適用すると16000円とのこと。手術決定!

ただ手術する場所が場所なだけに、菌の感染は絶対避けなきゃいけないので、
手術は毛ジラミが治ってからさらに二ヶ月ほど様子を見てからと言われ、
ようやく今日、念願の包茎手術が行われた次第。

まずは先週、血液採取やよくわからない検査をするために病院に行き、
問題なしとの結果が出て、手術日を予約したのが今日だったんだけど、
昨日、いや、正確には今日病院を訪れるまでは平常心だったのよ。
面白半分で、友達にも「明日手術してくるわ」なんて冗談っぽく言って。
でもさすがに病院に着くとビビってきたね。後悔すらしたりして。
だってまず麻酔を打つわけよ。一番ビンカンな部分に注射されるわけよ。
しかもオレは麻酔が効きにくい体質で(歯医者で実証済み)、
もし手術の途中で麻酔が切れたら・・・。ダメだ、想像しただけで気絶寸前・・・。
でもここまで来て引き返すわけにも行かず、震える足で病院の中へ・・・。

(つづく)

2007年10月11日(木) 一人で泣いた夜。
80年代半ば、BLUE HEARTSの甲本ヒロトは叫んだ。
「僕、パンクロックが好きだ!」
そして今、オレも叫びたい。
「僕、ビューティーコロシアムが好きだ!」

しかし相変わらずオモロいわー、ビューコロ。
オレは録画してたのを昨日見たんだけど、
普通に見るのがもったいなくて、
普段家で酒なんて飲まないのにスーパーに走って、
ビールとつまみを買って来て飲みながら見たもんね。
1リットルほど飲んだあたりで酔って感情的になってきちゃって、
前回から持ち越したカマキリ女の整形後では
「よかったなー、よかったなー」と独り言を言いながら号泣したりもして(恥)。
そして感動の中、ソファーで意識が遠のいていき・・・。

3時間後、起きたら涙で目が腫れてました。
一人で何やってんだ、オレ。

ちなみにカマキリ女、アゴの部分を除けば、
整形前の顔の方がかわいくね? そう思ってるのオレだけ?
あと、次回に持ち越したお岩さんはフランケン超えかもの逸材。
というか、他の出演者とはレベルが違うというか人種が違うというか。
正直、ちょっとヒきました。

2007年10月10日(水) 2万のシャツは買えない。
先週、ひさびさに服を見に行ったけど、服って高いのねー。
最近まったく買ってなかったので値段に圧倒されまくり。
秋向けの薄い、着倒したらすぐに破れそうなシャツが2万円って、あーた。
どこにでも売ってそうな革のベルトが3万円って、あーた。
そういえば先日、必死にオシャレ頑張ってます!的なダサい中学生がダサいサンダルを履いてて、
「あいつダセー」と笑ってたらそのサンダルをビームスで発見。なんと4万円!
エコロジーやらリサイクルやらを唱える前に、
ダサいガキの無駄遣いを没収すれば地球は救われると思いましたです。

ようやくアップルストアでiPod touchをさわってきた。
こ、このインターフェイスは・・・。気持ちEEEEEEEE!
それと同時に酷評したnanoすら愛おしく思えてきたりもして。MinimumってCool。
愛用してる初代nanoの電池の持ちが悪くなってきたんで、
そろそろ買い換えたいんだけど、通帳残高(かぎりなくゼロ)を考えると・・・。世の中厳しいね。

■ 今日のおすすめ音楽コーナー。
Green Peppersの2004年作"Joni's Garden"より。
どうやらBMX BanditsやSuperstarにもいた人のようで、アルバムにはグラスゴー人脈も多数参加。
友達にオムニバスを作るとしたらラストに入れたい寂しく美しいスローナンバー。

Green Peppers - If I Gave It All Away

ちなみに先日から使い始めたこのBox.net
クールで超便利なオンラインストレージなんだけど、
たまにクリックしても何も表示されないことがあるようで。
その件をBox.netに問い合わせたみたところ、
ブラウザの一時キャッシュを削除すると見れるようになるとのこと。

2007年10月2日(火) 考えるヒット。
少し古い話題だけど、B'zがロックの殿堂入りだってさ。へー。
今さらB'zをいじること自体がおサブいこととわかりつつも、
あえて言うと、あんな暑苦しいだけで薄っぺらな、
屁みたいな音楽が常識的に考えて売れてるはずがないわけで。
周りで聴いてるやつなんて一人もいないのは当然として、
オレの知るかぎり、B'zのファンなんてブラマヨの小杉ぐらいだし(笑)、
mixiのコミュなんかを見ても、参加人数は大したことないしさあ。
ま、B'z然り、アユ然り、倖田來未然り、EXILE然り、
どうも邦楽のヒットには裏がある気がしてならないのよな。
例えば郵便局では、年末になると全職員に年賀はがきのノルマが与えられるのね。
当然ノルマが達成出来ない場合、強制的にその職員の買い取りとなるわけ。
しかもそれが100枚や200枚じゃなく、尋常じゃないノルマだから(5万枚オーバーの職員も!)、
もし企業や個人が正月に年賀状を送る慣習を止めたとしても、
職員が引き取るノルマだけで恐ろしい数の年賀はがきが捌けるわけよ。社会ってこわー。
邦楽のヒットにもこういうレコード会社社員のノルマがあるのかもなあと。
そういう制度(言い換えれば営業不振者への罰金制)があっても不思議じゃないし、
ノルマによる多少の売り上げ結果を見せることで世間の認知度を上げ、
自分で善し悪しが判断出来ない、思考力を捨てたバカたちが、
「あー、売れてるんだ。じゃ、買おう」とヒットへの架け橋を造ると。
ま、そんな簡単な話じゃないにしろ、邦楽のヒットには必ず裏があるはず。
それを見抜けないバカにはつくづくなりたくねぇなと思う今日このごろ。

先週、友達の美容師さんにストレートパーマをあててもらいまして。
ボサボサだった髪がまっすぐになったことでさらに長くなり、
前髪は鼻先につくほどの、オレ史上最長のロングヘアに。
ストパー後はカットもしてもらう予定だったんだけど、
ロックな長さが気に入って(笑)、あえてカットはせずにそのまま帰宅。
気分はボビー・ギレスビー、でも実際はジョニー・ラモーン・・・。

■ 今日のダイエット。
ダイエットって肉体改造に思われがちだけど、最終的には意識改革なわけでしょ。
どんな手段を用いてどれだけ痩せようとも、
それを維持するには何事も我慢出来る強固な精神力を持ち続けるか、
それが出来ないオレのような弱い人間は、食べることへの意識を根本から変えていくしかないわけで。
今のオレはさ、おかわり自由の定食屋でおかわりしないって行為が考えられないわけ。
替え玉100円のラーメン屋でさ、たった100円でもう一杯食えるってのに、
替え玉をしない人間がいること自体信じられないわけ。
要は腹を満たすとかって以前に、「お得感」に極端に弱いのな。極度の貧乏性。
いつかこんな貧乏性から抜け出すことが出来るんだろうか。不安。
「腹がふくれたからおかわりはいいや」なんて発想、今のオレには想像もつかないんだけど。

■ 今日のおすすめ音楽コーナー。
日本のエレクトロニカ奏者・西山豊乃の一人ユニット"Gutevolk"の2007年作、
「グーテフォルクと流星群 -tiny people singing over the rainbow-」が素晴らしい。
最新型フォークトロニカのはずなのに、大貫妙子を連想したりもする暖かな浮遊感。
部屋に飾りたくなるジャケットも100点満点の逸品。

Gutevolk - This Moon Following Me

今日はもいっちょ。
Gutevolkを聴いてると、Bambi Synapseの1stアルバム「Weather Forecast」を思い出した。
10年以上も前に出たのに未だ色褪せない、こちらも浮遊感漂う傑作。

Bambi Synapse - Weather Forecast

2007年9月28日(金) ダイエット始めました。
体重が驚異の82kgに達し(8年間で約30kg増!)、
こりゃ本当にヤバいと焦りを感じていたところ、
オタキングこと岡田斗司夫が1年で50kg(!)痩せたとの情報が。
すげーな、50kgって。成人女性一人分じゃん。117kg→67kgだとか。
約一年半前の写真最近の写真、完全に別人だもんな。すげー。
さっそく著書「いつまでもデブと思うなよ」(→Amazon)を購入。
しかし買う側のことも考えてくれよ、岡田斗司夫。
恥ずかしくてネットでしか買えないじゃんよ、こんなタイトル(笑)。

この本、軽くネタばらしをするとレコーディング(記録)・ダイエットを推奨してて、
飲み食いしたものすべてをこまめに記録し、
パズルのようにカロリー計算を組み立てることで、
自らのカロリー摂取量への注意力を喚起させるとともに、
なるべく苦しまず、むしろ楽しみながらダイエットをしようというもの。
まさにマメで神経質でパズル好きで自分に甘いオレにはピッタリのダイエット法。
これって実は昔からある、むしろ基本的なダイエット法なんだけど、
それを岡田斗司夫が書くと新たな方法に見えてくるから不思議よな。

ダイエットはステップ毎に別れていて、
始めたばかりの今のオレは「助走」段階。
この時期は食べることを我慢したりせず、カロリー計算もせず、
ただ単に飲み食いしたものと時間を記録して記録癖を付けるとともに、
自らの食生活を振り返ることで多少なりとも自分に焦りを感じさせるというもの。
あと、記録するのが面倒だからと、間食が減ったりなんて副産物も。

で、二週間で2kg痩せて80kgに。効果覿面。
別に我慢なんかは一切してないんだけど、
食生活を振り返り、自分の体重を意識することで、
いかに今まで、腹が減ってるわけでもないのに、
単に口寂しくて惰性で口にものを入れてたか、を痛感。
このペースで年内には70kgまで持っていきたいところ。
今度こそ続けられそうな気がするんだけど、どうなることやら。
意志の弱さでは人類史上有数のダメさだからニャー、オレ。

そんな中、仕事の合間にひさしぶりにミスドへ。
CMでやってるリッチドーナツ、うまー。あっさり2個ペロリ。
ここ数年、ドーナツを食べたいなんて思ったことはなかったのに、
ダイエット中にかぎって食べたくなる不思議。なんでなんでナンデ?
体重が減ることを、脳が拒んでるのかも・・・。でも負けないゾェ!(オレ、蘭々好きだなあ・・・)


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written by オレ 

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