9/6(水) 生き地獄。
一昨日の夜、帰宅してすぐいつものようにクーラーを付けると、
はじめにぬるい風が吹いた後、ピタリと風が止みまして。
あれ?と再度電源を入れ直すと、今度は風すら吹かない始末。
ギャ〜! クーラー壊れた〜! オレの生命線絶たれた〜!
家にいるときは24時間クーラーかけっぱなしで、
一人暮らしにもかかわらず先月の電気代が16000円(!)だったオレにとって、
クーラーは水やガスと同義、いや、それ以上に必要不可欠な存在で、
クーラーなしの生活が意味するものは・・・すなわち「死」DEATHよ!
あわててメーカーに電話をして質問攻めにしたところ、
どうやら室外機に問題があるようで点検・修理が必要とのこと。
それが、やっぱ夏は修理の人もてんてこ舞いのようで、
修理は早くて明後日、しかも保証期間が終わってるから
点検だけで6000円ほど取られるってんだからさあ大変。
ま、金の方も問題ではあるよ。だって点検代だけで6000円ってことは、
修理費と技術料を合わせると三万とか五万なんて可能性もあるわけだし。
貯金が底を尽きてきた今のオレにとっては相当な痛手なんだけど、
それより何より明後日までをクーラーなしでいかにサバイブするかが大問題ですよ、こちとら。
夜も遅いんで、とりあえずはベッドに横になって扇風機でしのぐも、
暑さにうなされつつ目を覚ますとまだ二時間しか経ってない。
ダメだ! クーラーなしじゃ睡眠すらまともに取れない体になってる!
もちろんこの環境で仕事なんて出来るはずもなく、
朝の五時にもかかわらず、友達に電話。
「あのー・・・今日一日そっちに避難させてくんない?」
そこから夕方まで友達んちでテレビ見たり昼寝したりして、夜は別の友達と居酒屋へ。
友達と別れた後はネットカフェで五時間ほど睡眠を取って、今日の朝ようやく帰宅。
どうにか数時間を扇風機でしのいで、昼過ぎには修理の人が到着。
どうやら室外機のモーターがイカれてるようで、ファンが回ってないと。
で、そのファンを少しいじってやると・・・出ましたよ、待ちに待った冷風ちゃんが!
「とりあえずは点検と応急処置をしたまでで、ちゃんとした修理は金曜日にやります」とのこと。
こっちは動きさえすれば問題ないわけで、次に浮上するのは金の問題ですよ。
「で、・・・・・現時点での見積もりはいくらほどになります?」
「あー、いりませんいりません! 長く使っていただきたいですしね」
この世知辛い世間においてなんていい人なんだ・・・。
ダイキンさん、ありがとう! エアコン買うならダイキンで!(お礼のCM)

・・・と、ここまで書いて昼寝して、さっき汗で目が覚めた。
クーラー、また止まってる !?
また二日間のサバイバルが始まる・・・。

8/25(金) 母ちゃんの言い分。
先日書いた彼女の母ちゃんの一件だけど、
オレの言い分だけってのもフェアじゃないから、母ちゃんの言い分も。

つい先週のこと。
彼女がお母さんと電話中に「最近は礼儀を知らない人が多い」って話題になって、
「でもセザキくんはちゃんと挨拶したでしょ」ってオレの話をふったわけ、よせばいいのに(笑)。
すると母ちゃん曰く、オレを嫌いな点は大きく分けて二つあると。

まずは「私のことを『お母さん』と呼ばないでほしい」と。
いやね、そりゃオレだって何と呼びかけるべきか気を遣ってたのよ。
そういう些細なことを気にするタイプなんだろうなってことは感づいてたし。
でもさ、オレみたいなおっさんに「おばさん」とは呼ばれたくないだろうと(笑)。
別に結婚を前提に「お母さん」なんて呼んでるわけじゃなくて、
単に年配の女性を指す呼称として「お母さん」って呼んでるだけでね。
ワイドショーのインタビューなんかで、街行くおばさんに
「お母さん、これからどちらへ?」なんて聞くときと一緒の「お母さん」であって。
でも母ちゃんが言うには、「○○(彼女の名前)のお母さん」と呼べと。
いやいや、いちいち名前を付けるのはおかしいでしょうよ(笑)。
まさか自分の母ちゃんとは思ってないし(こんな母ちゃん嫌だし:笑)、
授業参観でもあるまいし、お母さんと呼ばれりゃあんたしかいないでしょうよ。
ま、要は「お父さん、娘さんを僕にください」「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」ってのと一緒でね、
単に「オレが嫌い」という前提ありきで難癖付けてるわけよ、年甲斐もなく。

もうひとつは、オレが税金や年金を払ってないと。
そんな人は国や政治について何も語る資格がないと(いや、語った憶えないんだけど・・・)。
そういう「ズルい人」は嫌いだってのが母ちゃんの言い分。
ま、こりゃ理解出来るし、オレとの根本的な考え方の違いだわな。
以前にも書いたけど、オレの仕事は誰かから中古品を買い取る一般的な古物商じゃなく、
ゴミを拾って売ってるようなもんで、しかも店舗は持たずネットオークションで販売。
こんな数年前にはありえなかった形体だから、現状では法的にもグレーゾーン。
というか、区役所にどうやって申請すればいいのかもわかんないしね、こんな商売(笑)。
結婚なんてことになれば話は変わってくるけど、
とりあえず独り身のオレとしては、そこを活用しない手はないわけで。
そもそもオレは、法にさえ抵触しなけりゃ国は利用するべきだと考えてんのよ。
例えば、高給バイトで月に30万も稼ぎながら、それを世間的には隠して、
所得税も年金も払わず、生活保護までもらってるヤツがいたとしてもオッケーだし、
親の承諾さえあればニートも全然問題ないと思ってる口だし。
そういう穴の開いた法の側に問題あるんじゃねぇの?と悪態すらついてみたりして。
だから、今の仕事で無理に所得を申告するのは「損」でしかないのよな。
そんな考え方のオレと母ちゃんの間に決定的な溝があるのは認めるし、
そこでオレを「ズルい人」と嫌うのはしょうがない。

でも、でもなあ・・・。
そんなこと、あんた先週まで一度も言ってなかったじゃんよ!
そもそも、そんな話をする前からオレを敵視してたし。
これもまた例の難癖の臭いがするのよなあ・・・。
やっぱこの母ちゃんと仲良くはなれそうにありません。

8/20(日) 雑記。
とうとう出た、携帯エアコン
まさに人類の英知の結集! 地球温暖化現象へのリーサル・ウェポン!
もうね、汗かきにとって夏って冬以上に行動が制限されんのよ。
でもこれさえあればだいじょうV! 太陽なんて恐くない!
「これでひきこもりの僕も外出出来るようになりました」(大阪市・男・36歳・無職)
そんな体験談が広告に載る日も遠くない。

うちのマンションのポストに入ってた怪しいチラシ。(→画像
あまりにも怪しいのでメアドもモザイクなしで公開するけど、
おそらくはチャカやシャブの新たな流通経路開拓と思われ。
ただ単に自宅外で受け取るだけなら郵便局留めにすればいいだけの話だしなあ。

以前にも書いたけど、着エロがエラいことになってます。
乳首さえ隠せばNOT裸? グイグイヌレヌレスケスケペロペロ !? (→画像
倖田來未やインリンを「その程度で“エロ”とは片腹痛いわ」と言わんばかりの
エロの強烈アピール! もはやエロの押し売り! すでにエロの豊田商法!
この状況を男なら素直に喜ぶべきなのかもしれないけど、
いかんせん顔がドブス・・・。

オレみたいなサイバーガジェット系雑貨に目がないタイプの厄介な人間には、
絶対に必要ないのに、その形状と用途だけで欲しくてたまらないものがあるわけで。
例えば昔だとデジカメ付き腕時計、今だとこのUSBメモリ
このトイ感がたまりませんわ、メモリなんて全然必要ないけど。

8/17(木) 伝説のラジオ。
中学生のころに一度は自分でラジオ番組を作ったことってあるっしょ? オレだけ?
カセットデッキを前にしてさ、RECボタンを押して、
「は〜い、DJセザキです! まずはこの曲から聴いてもらおうか!」みたいな(赤面)。
もしあのテープが今発掘されれば、オレ自殺するかも・・・。

で、ここ数年ありえない量のラジオを消化して、
先月あたり、ふと面白いアイデアが浮かんだわけ。
「あのラジオごっこを大人がマジでやったら面白いんじゃなかろうか」

一般的に一番有名なラジオといえばやっぱANNでしょ。
そこに架空のお笑いコンビを設定してさ、例えば「インカ帝国」とかね(笑)。
で、完全に虚構の「インカ帝国のANN」を捏造しちゃえばどうだろうと。

まずは完璧なシナリオを書き上げるのな。
放送内容は「第17回」とか中途半端なのがミソ。
番組内のコーナーとか投稿されたハガキとか全部虚構で作り上げるんだけど、
そのコーナーも「ありもの」(以前からあったもの)の体(てい)で作るわけ。
「一番人気のこのコーナーですが」「このコーナーが一番ハガキ来てるわ」みたいな。
フリートークもアドリブ風に書くけども、実際はアドリブ一切なし。全部シナリオ通りで。
「昨日テレビ見てたらさ、NHペ・・・」「うわー、NHKを噛んだ〜!」
そんな噛んだり詰まったりするところも全部計算ずくなのな。
もちろん放送作家が笑う部分もちゃんと決め打ちで。

次にANNならではのジングルってあるでしょ。
あれもオリジナルで、らしいのを作ってさ。
いろんなパターンで、ちゃんとした音質で録音して。
ここまでで最低でも4人は必要だわな。
インカ帝国の二人、放送作家役、音響担当。

で、いよいよ番組の録音と相成るわけだけど、
もちろんANNを模して完璧なものに仕上げるわけよ。
1時の時報が鳴って、数分間のオープニングトークがあって、
「インカ帝国のANN!」のコールとともにビター・スウィート・サンバ。
「この番組はポッカ、白泉社、トヨタ自動車・・・」なんて提供クレジットがあって、
曲をかけて、コーナーが始まって、みたいな本物通りの流れで。
CM部分はカットするとして、約1時間40分程度か。

ここからが俄然面白くなるんだけど、
まずこの録音した音源を微妙に劣化させるのな。
それこそ、いかにも誰かがラジオから録音したかのように。
で、MP3にして「それっぽい」ファイル名を付けると。
「(ラジオ) インカ帝国のANN 第017回 2005年11月06日 (CMカット).mp3」みたいな。
最後に出来上がったものをWinnyやShareなんかのP2Pソフトで流して完成。

オレもそうだけど、今は直接ラジオを聞くんじゃなくて、
こういうファイル交換ソフトを利用してMP3で聞いてる人が結構多いと思うのよ。
その中の何人かが「ラジオ」とか「ANN」で検索してこのファイルを手にすると。
「インカ帝国? 誰だ?」ってなもんで一応聞いてみると、
こりゃ間違いなくANNだ、しかしこいつら誰だ?となるでしょ。
調べてみてもそんなやつらはいないし、そんなANNが放送されていた事実はないわけで。
そうなるとさ、そりゃごく一部だろうけど、ネットで噂になると思うのよ。
最悪、自作自演で自ら2chに「こんなファイルを見つけたんですが」って書き込んでもいいや(笑)。

そこまでして、ようやくこのプロジェクトは終了。
内容の面白さはもちろん本家に劣るだろうけど、
謎のANNとして語り継がれる伝説のラジオになると思うのよ。

ま、ここ一ヶ月そんなことを考えてて、
やっぱ実現は困難だろうし面倒だと投げ出して、
だからここにアイデアをバラしたわけだけど、
絶対に面白いプチムーブメントになると思うんだけどなー。
誰か一緒にやんない?

8/16(水) オレのラジオ遍歴。
ラジオなんて中学生あたりで卒業するもんでしょ。
オレも当時はオールナイトニッポン(以下ANN)や
MBSのヤングタウン、KBSのハイヤング京都なんかにハマったけど、
中学三年の受験が終わるとともに卒業したもんね。
15歳当時の感覚では、ラジオはやっぱどこか根暗で、
だったらテレビを見たり音楽を聴いたりした方が健全みたいなイメージがあって。
当時からスポーツというベクトルには向かわなかった、根っからインドアなオレですが(笑)。

そこから約二十年が経ち、
まさかここまでラジオにハマるとは思ってもみなかったわけで。
もちろん原因はiPodなんだけどさ、
このiPodとラジオって組み合わせの絶妙具合ったら何 !?
もうここ何年もiPodで音楽なんて聴いたことなくて、
iPodはすっかり「ラジオを聞くためのもの」となってる現状。

五年ほど前にiPodを買ってさ、そりゃまずは音楽を聴くでしょ。
でもどうもしっくりこないわけよ。
そこまでして四六時中音楽聴きたいかぁ?みたいな。
大学生の時分ならまだしも、今じゃ音楽にも結構冷めてるしね。
で、WinnyでラジオのMP3に出会うわけだ。
「あー、ナイナイのANNのMP3なんてあるんだ」と思ったのがはじまりだったか。
落として聞いてみると、驚くほどiPodとハマる。
そこには根暗なイメージよりも、テレビでは言えない芸人の本音があったりして、
しかもiPodと「イヤホン」を媒介して繋がるその感覚は昔のラジオそのもので、
「こりゃテレビと同等、いや、それ以上に面白いかもしんまい!」と思ったのが四年ほど前。

そこからのオレは凄かったね。
普通の人だとさ、iPodを聞く時間なんて通勤通学ぐらいじゃん。
でもオレの場合、仕事(主に梱包)の間、ずっと聞いてられるわけよ。
さらには一人の外食時にもラジオは欠かせないわな。
就寝時なんてもうiPodがなきゃ寝れないもん、マジで。
三年ほど前だったか、パチンコにハマってたときなんて、
これまたパチンコという単純作業がラジオと抜群の相乗効果を生むわけ。
一日6〜8時間ほどラジオを消化出来るし、負けても悔しくないし(笑)。
そんなこんなで、気付けば恐ろしいほどの消化量。
以下、オレがMP3を集めて聞いたラジオと寸評。

・ナイナイのANN (1994年4月〜現在放送中)
もう12年継続してる長寿番組。集めたMP3は433個(!)。1999年以降はほぼコンプ。
433個ということは・・・約866時間 !? 丸一ヶ月以上 !? よく聞いたもんだ・・・。
去年の末に一度飽きて聞くのを止めてたけど、最近また中断してたところから聞き始めた。
現在2006年の4月分。さすがは12年の貫禄、やっぱ安定してます。

・松本人志の放送室 (2001年10月〜現在放送中)
もちろんコンプ。2004年あたりまでは「ん?」という回もあったけど、
今ではすっかり一週間で一番楽しみなラジオ。
毎度ながら思うことは「しかし凄いラジオだなあ」と。
聞く側のお笑い力を試されているかのような例えや言い回しが頻出。
それでいて同時にそれが笑いとして昇華されていることが凄い。
二人の頭の回転力、創造力、話の伝達力は天才以外の何者でもない。必聴。

・電気グルーヴのANN (1991年6月〜1994年3月)
「ANN-R」や「ドリルキングアワー」も含めると1997年まで続いた電グルの番組。
結構集めたものの、さすがに古い録音からのMP3化で音質の悪さが目立ち、
一年分ほど聞いたところでリタイア。でもまた聞き始めるかも。
若すぎる卓球のノリがちとキツい。慣れてくるけど。

・スッごい!おとなの時間 (2001年10月〜現在放送中)
当初の「おとなの時間」からリニューアルしてもうすぐ丸五年。コンプ。
関西のお笑い系ラジオではもはや重鎮といったところか。
最近は当たり外れが大きいが、やっぱマスト。
オフィシャルサイトではストリーミング放送もやってます。

・陣内・ケンコバ B月曜日 (2002年4月〜9月)
コンプ。当時はまだ全国区じゃなかった同期二人の軽妙トーク。
オレがラジオに求めるものとして「仲良し」という要素は必須なのかも。
その「なあなあ」「楽屋オチ」のノリはラジオというメディアにぴったりハマる。
全国区の陣内しか知らない人にこそ聞いてほしい珠玉の逸品。

・陣内・ケンコバ45ラジオ (2002年10月〜2004年3月)
上記の「B月曜日」がメンバー増員して改題。コンプ。
放送当初は毎回4時間50分という驚愕の長さで、
もちろん中だるみが多々あったわけだけど、後半は3時間に。
初期から中期はともかく、後期の爆発力はいまだに伝説。
この後期があるからこそ、オレは今まで聞いた中で一番好きなラジオ番組。

・おもしろGP喜利王 (2005年10月〜2006年3月)
バッファロー吾郎司会のラジオ大喜利番組。要はラジオ版ダイナマイト関西。
大した笑いはないけども、出演者各々の個性・発想力は面白い。コンプ。

・くりぃむしちゅーのANN (2005年7月〜現在放送中)
テレビで大活躍中のくりぃむが満を持してANN参戦。コンプ。
やっぱANNのメインリスナー層は中高生なわけで、
そこを意識しすぎた作りがオレのようなオッサンにはキツい。
ハガキ職人のレベルの低さったら酷い有様。
で、ANNとなるとどうしてもナイナイと比べてしまうんだけど、
ナイナイが楽に自然体でやってるのに対して、
やっぱくりぃむは根っからテレビ向きなのか、
リスナーのことを考えてショーとして番組を成立させている向きがあり、
そこが裏目に出て、ラジオらしさが削がれている感は否めない。
あと、ANNはスタジオ内に構成作家が一人いて、
進行以外に「笑い屋」として活躍するわけなんだけど、
ナイナイのANNの作家・小西さんが絶妙な笑い声とタイミングなのに対して、
こっちの作家(名前不詳)はその笑い声もタイミングも笑いのツボも浅くて最悪。
・・・と言いたい放題書いたけど、基本的にくりぃむは好きなんで、
二人のトーク部分やボキャ天時代のゲスト目当てでいまだに聞いてます。

他にも途中まで聞いて投げ出した番組や単発番組、
全部合わせると、・・・・・2000時間超 !? オレ、時間を無駄にしすぎ!

で、それだけラジオを愛し、聞いてきたオレが考えたこと。
そのつづきは明日。


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written by オレ 

マイエンピツ追加