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■ 得な人生。
病気をして得だった。 病気の人の気持ちが解るようになったから。
長い闘病生活を続ける時の気持ちも 病気からくる不安感も焦燥感も 治りたい!生きたい!と思う生に執着する 気持ちも 時には、このまま治らなくてもいいや、 死んでもいいやと思ってしまうあきらめに 似た気持ちを抱いてしまうことも 神さまか仏さまか、とにかく誰でもいいから すがりつきたいと思う人間の弱さも
色んな感情を抱きつつも前に進み、 病気と闘い続ける人間の強さも…
そして病気に感謝さえする不思議な気持ちも。
病気になると喜怒哀楽、全ての感情を 味わうことができる。 さらに病気という今まで経験したことのない 世界を経験してみてそこから学ぶ事の多さに ビックリしたり。 病気から学ぶことがあまりにも多いので、実は 世界には知らないことがまだまだたくさん あるんじゃないかと、自分のまわりの世界に 対してすごく謙虚な気持ちになったり。
病気をして得だったことがまだある。 ヒトが病気のことを、私には話しやすい のかもしれないってこと。 他のヒトには隠していても、私には自分の 抱えている病気について話してくれる。 その病気でどんなに苦しんだか、という 普通は話したくないであろう負の感情に ついても話してくれる。
私の病気がヒトとの心の交流の橋渡しを してくれている。
本当に病気をして得だった。 健康な人生と、病気の人生と。 私は欲張りだなぁ〜。(笑)
これからまた健康になって、 もっともっと得な人生にしていく予定。(笑)
2003年01月28日(火)
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