スカーレットの心のつぶやき
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今日は、東日本大震災から四年目の3月11日だ。
決して忘れてはいないが
毎日の生活の中で
実際に被害を受けなかった地域に住む
私もそうだが、多くの人たちが
忘れているのではないかと思う。
天皇陛下のビデオレターの中にも
日本国民が被災者の方たちにこころを寄せて・・とある。
その通りだと思う。
行方不明の方たちも相当数いる。
大切な人を亡くした人
心と体に傷を負った人、
何もかも無くし
生きる意欲を無くした人、
何のために生きているのか?
わからないまま
時を過ごしている人も居ると思う。
反対に復興のために頑張っている人
地震の後のつなみによって
福島の原発事故が起き
今も尚、自分の家に帰ることが出来ない人も多い。
私自身、もしその人たちの立場で居たら
今頃生きていないかもしれないし
命が助かっても抜け殻状態のままで居るかもしれない。
同じ日本国民として
悲しみや痛みの共有は必要だ。
政府の復興支援計画もこれから続く。
どうか、被災者の方たちが
以前のような明るく元気な笑顔を見せてくれるよう
心から願っている。
半年以上前から
目に違和感を覚えていた。
運転していても太陽がまぶしすぎる
目の前にもやがかかったみたいで
すりガラスを通して見ているような気がして
目をこすってはっきり見たい!という感じがしていた。
疲れ目かな・・と思って
ルテインを飲んでみても
初めは楽になった気がしていたが
やはり段々と症状が重くなり
昨日、思い切って近くの眼科へ行った。
この眼科の先生は、母がとても好きで
優しいし腕もいいし信頼できると言っていた。
母は亡くなる数年前に
両目の白内障の手術をここでしている。
私も自分で、白内障ではないかな・・と思っていた。
昨日、眼底検査をした結果
やはり白内障だった。
撮影した画像を見たら
確かに一部が白くなっていた。
やはり!とは思ったが
年齢のことを思うとショックだった。
先生曰く「白髪と同じで人それぞれ、
40歳で白内障の手術をする人もいる」
私は視力検査は両目とも1.0、1.2でよく見える。
白内障がひどいと視力低下がおきる。
だから、現時点では手術はしないで良いと言われた。
半分ほっとしたものの
手術しないとこの目の状態のままなのだと思うと
不安もある。
いっそ、手術してはっきり見えるようになりたいとも思う。
ただ
私が飲んでいるワーファリンの薬のために
本来なら日帰りで短い時間で手術ができるが
私は入院してワーファリンを止めて
24時間点滴でヘパリンを投与しながらの手術となる。
面倒だ。
今、夫が入院しているし
色々な事情もあって私が入院するわけにはいかない。
私が感じる目の症状は
白内障から来るもの以外のものがある。
目がくっつく感じや、充血等々
それを改善する目薬を出してくれたから
一日4回目にさして様子をみることにした。
昨日は眼底検査のための目薬で
瞳孔が開いたため
目がかすみ視野がぼーっとして大変だった。
でも、昨日までの違和感の中の
白内障以外の症状が少し楽になっている。
やはり、目薬が効いたのだろう。
63歳の私は年をとって来ているということだ。
いつまでも気持ちだけは若いけれど
体が老化している。
白内障がその証拠だ。
現実は正直だ。
戦後生まれの私たちが
学校で教わることのなかった「修身」
これは、人としての基本的な事柄が書かれている。
また、日本人として修めるべきことが書かれている。
渡部昇一さんの「国民の修身」を読み始めた。
尋常小学校一年から4年までのものと
高学年用のものと二冊ある。
カタカナで旧の仮名遣いで書かれいているから
今の私たち大人が読むと
ちょっと読みづらいところもある。
でも、絵も良いし内容も良い。
当たり前のことを当たり前のこととして
こうして教えていた戦前の教育は素晴らしい。
先日起きた川崎の少年殺害事件も
親殺しも子殺しも
全てが修身を勉強することで
基本的な生き方が身についていれば
起きないことだと思える。
そんなこと当たり前だ!と言ってしまえば終わりだけれど
高学年用を読んでいると
今のいくら大学を出ていても
教養も道徳も欠けている人たちに比べると
尋常小学校でこれだけのことを学んだ
昔の人の方が優秀だったと思える。
もっと遡れば江戸時代には
四書五経を勉強し
小さな子供たちが論語をすらすら言っていたのだから
考えたら、もっと昔の方が凄かったと思える。
今からでも遅くない。
修身の教科書を読むことをすすめたい。
夫が先月の末に再入院した。
少し良くなっていたと思っていたが
一旦前の病院を退院して自宅にいたものの
やはり体調が段々悪くなっていった。
11月から半年に及ぶ病気療養
きっと精神的に参っているはず。
私が出来ることは何か?と考えてしまう。
何もできないし代わってあげることもできない。
これもまた試練と受け入れるしかない。
それにしても気持ちの落ち着く日々はいつ来るのだろう。
なにかに夢中になっていたら
きっと嫌なことも忘れることが出来るだろう。
しかし
朝起きると何もしたくない気持ちになるのだ。
こんなことではダメだと思う、
私が頑張らないといけないと思う。
いつのまにか春になって
今月末には桜も咲く、
ああ〜夫と私に春はいつ来るのだろうか・・・
早いもので
今日は三月三日。
お雛祭りだ。
今年も玄関に色々なお雛様を飾った。
心が明るくなる。
2月19日に退院した夫が
その後また具合が悪くなり
この間の金曜日に再入院した。
毎日病院通いの日々が続いている。
時には私自身の体が疲れ切ってしまって
倒れることもある。
不整脈が出て心臓が苦しくなって
この間はもう死ぬかと思った。
でも
私が元気で居ないといけない。
夫の入院がいつまで続くかわからないのだから。
たまには気晴らしに
何処かへ出かけることをして
楽しいこともして
そして
元気を取り戻して看護しよう。
笑顔が一番だから。
スカーレット
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