スカーレットの心のつぶやき
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2009年11月19日(木) 看護は続く

先月の23日に母が入院して以来

毎日朝8時前から夜7時まで

母の傍での付き添い看護の日々が続いている。

母の状態はあまり変化はない。

ただ、痛み止めなしでも痛みを我慢できるようにはなった。

やはり安静が一番なのだろう。

私は4時起床、家を出るまでに掃除洗濯、夕ご飯作りをする。

その合間に母の家に行き、父の仏壇を拝み

新聞を取り、花に水をやり、家の周りの掃除をして・・・

母の病院の朝ごはんの8時前に到着。

母は一人でトイレに行けない。

前は部屋の中のポータブルトイレでしていたが

この最近は私が車いすを押して

身障者用のトイレまで連れて行く。

物療のリハビリが一日二回あり

これが少しずつ効いているのかもしれない。

医者はひと月入院と言ってくれていたが

23日が来ればそのひと月になる。

しかし、退院は無理だ。

今年いっぱい入院してその後退院出来たら

まだ良い方だと思う。

もしかしたら来年にかかるかもしれない。

時々気が遠くなるようなときもあるが

たった一人の母、

そして、私にとって命にかけて守りたい存在。

娘と同じくらい大切な存在だ。

だから、看護を苦痛だと思ったことはない。

こうして母の傍で看護をできることがとても幸せに思える。

母と話ししながら

この最近まで自分の活動のために

随分母を放っていたように思える。

毎日母の家に行き顔を見てはいたが

やはり母のことをもっと考えてあげるべきだったと思う。

私はウツにはならない。

介護鬱という言葉もあるが

暗く苦しいものではなく

明るく前向きに考えることによって

笑顔で看護できるのを実感している。

母をずっと見守りたいと思う。


スカーレット