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2007年02月02日(金) センバツ選考理由の謎

センバツは招待試合なので文句は言えないと、先日書いたんだが、やはり文句を言いたくなってきた(笑)
選考理由ってやつを見ると、そう思ってきたのだ。
我が母校は、「戦力的に劣る」という評価で落ちたそうだ。
地区大会初戦敗退だから、落とされるのは仕方がない。
でも戦力的に劣るって、ちゃんと観てるのかと言いたい。
じゃあ同じ地区初戦敗退の県和歌山商は、戦力的に劣らないのか??
もともとセンバツでは、大阪・兵庫が優遇されてきた経緯がある。
今回もこれらの2府県は、2校ずつ出場する。
そのうち3校は4強以上の成績だから文句なしだ。
しかし北陽は、これらの学校と比べれば、はっきり言って戦力的に劣る。
同都道府県3校を選出しないルールで自動落選した東洋を除いては、8強止まりの高校として唯一コールド負けしなかったから、選出するのは解るが、落とした学校の戦力云々を言うのならば、北陽だってかなり怪しい。
またその学校に負けた県和歌山商を一般選考で堂々と選出するのもどうなんだよ??

報徳7−0北大津
北大津4−2郡山
報徳5−0北陽
北陽5−3県和歌山商
この結果だけで、適当に理由付けをしているとしか思えない。

5年前はもっと痛い目に遭った。
何度も書いてるんだけど、浪商と同じ8強でコールド負けしながら、「初戦の戦い方に一日の長がある」という訳のわからん選考理由で、母校は落とされた。
浪商・・・大阪2位。初戦はさほど強くなかった近江に3−1の辛勝。
郡山・・・奈良1位。初戦はプロ注目の3,4番(実際にドラフトにかかっている)を擁する強打の福知山成美を1安打完封の完勝。
しかも大阪は金光大阪も選ばれ2校出場したのに対し、奈良は0だった。
実力・地域性等、何をとっても郡山が上だったのにも関わらず、「一日の長」という理由で落とされた。

今年のチームは落とされても仕方がないとは思うけど、「戦力的に劣る」とバッサリ切り捨てられた事には納得がいかない。
大体「戦力的に劣る」チームが、近畿大会で4強に進出した学校から2本も本塁打を放つか?
5回まで被安打1と完璧に抑えている事もそうだ。
野球って流れのスポーツで、2点しか取れなかったとか、優勝した報徳に対し7失点した事と5失点に止めたとか、そんな数値で測るものじゃない。

もともとセンバツ大会は、夏の選手権大会に対抗して、招待試合として開始されたと聞いている。
もっと言えば、毎日新聞が朝日新聞にライバル心を持ち、何か差別化を図るという事で、招待試合という形式にしたんだ。
それで観客動員数などの事も考慮して、近畿地区が枠数等で優遇されていた。
それを21世紀枠だとか、訳のわからない制度を作って、近畿は7枠から6枠に減らされた。
それから近畿の選出については揉める事が多くなっていった。

もう21世紀枠なんて撤廃すべきじゃないのか?
大体全国大会に、途中で敗れた学校が、勝ちあがったチームを差し置いて出るのはおかしいだろう?
より密室選考になっている気がするしね。

都城泉ヶ丘・・・確かに今の21世紀枠にはふさわしい高校かもしれないが、今年はレベルが低い九州で、鹿児島商に完敗している学校が、甲子園でまともな戦い方が出来るのだろうか?

もっと解り易い選考方法にして欲しいもんだ。
理由も真面目に発表してくれ。


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