Let's Go!! Tigers

2006年02月24日(金) 新たなる希望の道へ

早朝、TVで村主章枝のフリープログラム”Rachmaninov”を観た。
日本選手権の時のようなオーラはないものの、大きなミスはなく、演技が終わった瞬間、「メダルを獲れる!!」と思った。
しかし、、、得点は思いのほか伸びず、この時点で3位。。。
スルツカヤの演技を観るまでもなく、負けたと思った。
得点が出た瞬間の村主章枝の顔が、瞼に焼き付いて離れない。
「何で二回もジャンプに失敗したコーエンよりも下なんだ!?」
やり切れない思いで、荒川静香の金メダル獲得の瞬間を観た。
アジアの選手が、フィギュアで獲った初めての金。
でも、私には村主章枝の悲劇としか捉える事が出来なかった。
落胆の思いの中、競技終了後のインタビューに応じる彼女の映像が飛び込んできた。
明らかに泣いた後の顔。
そして、話をしながら、また泣いた。
2ヶ月前に流した感動の涙が、哀しみの涙に変わっている。
こんな事は想像もしなかった。

その後、「バンクーバーへ!」という彼女の決意が伝わってきた。
何という精神力だ。
次の五輪時には、29歳になる。
フィギュアの世界では、あまりにも高齢と言わざるを得ない。
しかし、そこに挑戦しようという。
そういう村主章枝が大好きだ。
希望の道・・・それはまだまだ続く。
どこまでも彼女を応援しよう。
そして、自分も「希望の道」を歩んでいこう。
新たな決意をする一日となった。


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