2005年11月10日(木) |
アジアシリーズ2005 |
千葉ロッテが、初めて、本番までの調整期間を経ての戦いを迎えた。 どういう戦いを見せるだろうと、興味があり、観ていたが、やはり強かった。
で、観ていて、残念な光景があった。 虎党が、阪神ユニと虎の被り物を身につけて、ライトスタンドで観ていた事だ。 こういう奴が現われるかもと、少し危惧していたんだが、本当に存在した。 これは千葉に失礼じゃないか? 逆だったら、どう思う? 応援するなら、千葉のユニ着るか、私服で行ってくれよ。。 ましてやライトスタンド。 あれは虎の恥だ。
書くか否か迷ってた。 10/29付、金本のHPのメッセージについてである。 グランドに物を投げたり心ない野次を飛ばすファンがたくさんいたことについて、「試合中にもうこんなファンがたくさんいるようなチームは出て行ったると思いました。」と書いている部分なんだが、、 試合中にそんな事を思っていたのかと思うと、何かアホらしくなってくると共に、千葉にボロカスにいかれたのも納得だなと思った。 確かに、グラウンドに物を投げ入れたりする事等、絶対やってはいけない事である。 野次にしても、選手にとっては許せないものもあるかもしれない。 だからと言って、試合中に、しかも日本一を決める死闘とも言える戦いの真っ最中に、上記のような事を思うというのはどうかと疑問を感じる。 しかも、あの金本が・・である。 非常に残念なコメントを残したと言わざるを得ない。
あと、彼は、阪神の事をまだよく解ってないと感じた。 彼は、その日のコメントの最後に、「相手(ロッテ)を讃えるファンの姿に感動し、先ほどの怒りも消えました。3年前に巨人が甲子園で優勝した時も、僕はカープにいましたが、その光景を嬉しく思ってました。」と記している。 3年前の事は、以前にもこの日記で書いたように、讀賣の胴上げの後、甲子園のグラウンドはゴミ箱と化したんだ。 ライトスタンドを中心に、中身入りのゴミ袋が多く投げ入れられていた。 私は、一塁アルプススタンドから、一部始終を見ていたので、間違いない。 確かにイエローの方からは、讀賣に対する拍手が聞こえてはいた。 でも、多くの阪神ファンは、讀賣の優勝を祝福していなかったのだ。 あれは、マスコミが綺麗なとこだけを誇張して伝えたものだと思っている。
あと、今回の千葉に対する拍手なのだが、、 かなり色んな思いが混じっていたのではないかと推測する。 私は、第四戦を甲子園では観ていないので、いい加減な事は言えないが、皆が素直に千葉を讃えたとは思えない。 中には、阪神サイドであまりにも騒げる場面がなかったので、やけくそとかお祭り気分で拍手した人も、かなりいたんじゃないかと思っている。 まあ、讀賣と違い、千葉に対しては、敵対心を持つ人が少ないだろうから、純粋に讃えた人もいたんだろうが・・。
この日本シリーズで、絶対忘れてはいけない事が、ひとつある。 それは、「4連勝します!」「甲子園で決めます!」と千葉の選手に言われて、それを許した事である。 この事に対しては、マスコミもあまり触れていないようだが、選手達は絶対に忘れてはいけない。 プロとして、こんな屈辱はない筈だ。 来季の交流戦の開幕は、奇しくも対千葉ロッテ@甲子園と決まった。 ここで3タテは必須。 これぐらいの気持ちで、リベンジしてもらいたいと思う。 金本もそう思っていると信じたいのだが。。
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