Let's Go!! Tigers

2005年09月29日(木) ○阪神5−1讀賣 阪神甲子園球場 セントラル制覇☆

2年振り5度目の優勝は、予定通り甲子園で決まった。
141試合目、84勝52敗5分。
見事な優勝だった。

2年前とは違い、冷静に観てきた。
今日は、生で胴上げを観る事は出来なかった。
大事な用事があったとはいえ、阪神の優勝を生で観ないなんて、過去の私では、あり得ない事だった。

帰宅して、録画しておいたビデオをじっくり観た。
やはり胴上げはいいな。
選手達も岡田監督も、すごく強くなったように感じた。
そして、岡田は選手達に指示されているんだなと、改めて思った。

夜中3時ぐらいまで、優勝特番をハシゴ状態で見ていた。
選手の表情も抜群だし、日本一になる可能性も、前回よりかは、遥かに高いように思えた。
弾ける選手達を見て、本当に嬉しく思ったが、眉唾ものの出来事があり、とても残念に感じた。
井川が遅刻して、胴上げ参加しなかった事だ。
ビールかけの場面でも、彼は、ほとんど露出されなかった。
はっきり言って、居たのか居なかったのか、分からなかった程である。
もう来年は、居ないかも知れないなと思った。

甲子園で、讀賣の目の前で胴上げをしたという歴史的な夜を、静かに過ごした。
私の中では、もう阪神は、これぐらいで狂喜乱舞するようなチームじゃなくなったというのがある。
日本シリーズには、是非、ソフトバンクに出て来てもらいたい。
城島の出場が危ぶまれているが、絶対、彼が出て、勝って欲しいと思う。
岡田は、優勝インタビューでこう言った。
「また甲子園で皆さんの前で、胴上げされるように全員で頑張りたいと思います。」
これは、5戦目までに日本一を決めるという意志の表れだと、私は取った。
2年前のリベンジは、「圧勝」という形でもって、果たすつもりなんだなと。



2005年09月28日(水) ○阪神7−5讀賣 阪神甲子園球場

さすが井川だ。
初回、4点を先制し、尚も二死1,2塁の場面で、追加点を叩き出した。
その後、赤星も続いて、6点奪取に成功。
結果、この2点が効いた。
彼は、自分が、また4,5点は取られると自覚していたのだろう。
ならば、自分のバットで、追加点を叩き出しておかないと、逆転されたら、何を言われるか分からない。
きっちり計算通り、5回4失点で、マウンドを降りた。
で、13勝目をゲット。パチパチパチ。


はぁ〜、、書いてて虚しくなるよな。。
「何とかしようとする姿勢が見られた。」
こんなコメントされてて、ええのか??
初回に6点もらって、5回降板。
普通にKOやろ??
ソフトバンクのスコアラーのコメント。
「井川は悪いと言われているが、交流戦では投げてなかったツーシームを放っていた。」
「・・・・・・」
三味線弾くなよ、おっさん。
内心、「楽勝や。」と思ってんねやろ?
もうええわ。。

ま、中日さんが負けられたので、マジック1。
勝って、甲子園で胴上げというシナリオは、完成の時を迎える。
岡田彰布が、亡父の誕生日に、宙を舞う。
これはこれで、すごい感動的な事だ。
その瞬間を、日テレ系が全国へ放映するかも知れない。
子供の時には、考えもつかなかった事が、明日、起きようとしている。



2005年09月25日(日) ○阪神6−4広島東洋 広島市民球場

最後の最後で、劇的弾。
それまでの糞ゲー的内容を一気に吹き飛ばした。
もう今岡のこういう姿には、誰も驚かない。
悠然とダイヤモンドを一周して還って来た。
あ、でもベンチの矢野は驚いてたな(笑)
「よっしゃ!」と言ったものの、「すげぇ〜な今岡は・・。」って感じの顔だった。

昨日・今日のチケットを抑えていたが、所用で行けなかった。
最後の感動を味わうのには、現地とTV観戦のどちらがドラマチックなんだろう?
盛り上がりは、間違いなく球場だろうが、今岡や矢野の顔を観れるのは、TVだしな・・等と思ったりした。

この3連戦、まともに観たのは今日だけ。
昨日も一昨日も、後半しか観れなかった。
何かやってる間に3タテしてもうたという感じ。
中日も3タテで、マジックは3。

中日が27,28日連敗し、28日の讀賣に勝てば、それが最短の優勝パターン。
でも、それは良くない。
何故ならば、井川だからだ。
優勝決定試合もJFKで締めると言われているが、井川が勝利投手になる事には納得がいかない。
今季、一番安定した投球を披露して、チームに貢献し続けた下柳に優勝の勝利をあげたい。
29日甲子園。これがベストの日である。



2005年09月20日(火) ●阪神2−5中日 阪神甲子園球場

甲子園に行ってきた。
何ともストレスのたまる試合。
中田は大荒れなのに、あと一本が出ない。

逆に井川は、、大事な所で手痛い一発を食いやがる。
何じゃこいつは??
二回、二死満塁で打席が回ると、観客席から「代打出せ〜!!」と声が飛んだ。
一昔前の井川なら、冗談でもこんな声はかけられなかった。
6回、決勝になる本塁打を浴びた後、ベンチに戻る時も、観客からは大して野次は飛ばなかった。
もう期待していないという証である。
そういや、この回が始まる時、前の席のオバサンがメールを打っていた。
「この回、要注意やな。」って。
盗み見する気はなかったのだが、何気に目に入ってきたのだ。
そう、素人でも充分感じた。
前の回の攻撃で逸機し、この回は上位から始まるので、危険だという事を。
その雰囲気の中、先頭打者を出して、次打者に本塁打とは・・。
情けない。。
少しでも井川に期待した俺達が馬鹿だった。
そういう事だろう・・。



2005年09月19日(月) ●阪神2-12中日 阪神甲子園球場

こんな試合になるとは、全く思わなかった。
杉山は、元々立ち上がりに不安のある投手とはいえ、余りにも打たれ過ぎた。
まあ、よくあんなに甘い所ばかり行ったものだな。
それを悉く芯で捕らえた、中日打線の集中力もすごかったけどね。

許せないのは、桟原だ。
江草も失点したとはいえ、橋本と共に、ずっと踏ん張ってきた。
その努力を一人で無駄にしてしまった。
明日以降の事を考えても、終盤の失点は痛い。

プロ初先発の佐藤を、5回まで投げさせたのは、当然序盤の大量失点が効いた形ではあるのだが、初回の逸機が痛かった。
先頭の赤星が、荒木の失策で出塁した後、鳥谷が併殺打に倒れた場面。
仕方がないといえばそれまでだが、もう少しプレッシャーを与えたかった。
その後、佐藤だけでなく、荒木にも打撃で自信回復の機会を与える形になったのが惜しまれる。

しかし、何故阪神は、立浪に打たれるのだろう??
打率も低いし、中日ファンの間では、優勝を逃す戦犯として捉えられている選手なのに。

明日は井川vs中田か。
三度目の対戦だし、そろそろ序盤から捕らえて、井川の奮起を期待したい。



2005年09月18日(日) ○阪神11-5ヤクルト 阪神甲子園球場

能見は、すごい仕事をやってのけた。
二軍の交流試合で、二番手で投げる筈が、一軍の先発投手の指名となる。
しかも、言い渡されたのは、この日の朝だ。
こんな状況で出て来ながら、先発投手としての使命を果たしたのは、凄いの一言。
確かに序盤は、安定していなかった。
それでも、思い切り腕を振って、何とかしようという姿勢が見られた。
そして打線が爆発。
防御率2点台の好投手を敵に回しての大勝。
これが、優勝するチームの姿なんだなと思った。

今岡の同点弾。
藤井が、何とかリズムを掴みかけたタイミングで出ただけに、物凄い価値のある一発だった。
テンポを少し速めてきてた。
今岡は、それを嫌ってタイムをかけ、自分のリズムに持っていったように見えた。
それにしても凄い弾道だった。

後は、矢野やら金本やらで・・(笑)
歳なのに、すごいよね。
正しく脂がのり切った年齢、選手なのでろう。

さあ予定通りの1勝1敗。
中日敗れて、マジックは8。
明日から直接対決であるが、3タテなら、24or25日の広島で、2勝1敗以下なら、28or29日の甲子園での胴上げと見るが、どうだろう。



2005年09月17日(土) ●阪神2−7ヤクルト 阪神甲子園球場

初回が全てだった。
赤星が右前打で出て、無死一塁、鳥谷が併殺打を打った場面である。
ゴンザレスは、赤星を気にして、うまくコントロール出来なかったように見えたが、結局無策で好機を潰した。
これで乗られて、後は凡打の山を築いた。

しかし、今日の鳥谷は、全くダメな日だったな。
最終回の失策も、追い上げた後だけに、かなり痛いプレーとなった。

シーツの代役は片岡だったが、今一、試合に入りきれていないように見えた。
出番も少なくなってきているし、ましてや先発となると、いきなり乗っていくのは難しいかもしれないな。
左右の選択もあるけど、関本でいいんじゃないかなと思うのだが。。

まあ、そろそろ負ける頃だし、今日は仕方がない。
明日、きっちり勝つ事が大事だ。



2005年09月15日(木) ○阪神7−1讀賣 東京ドーム

試合前に知人と、「今日も初回から爆発。今岡、満塁ホームラン♪」等とメールやってたんだが、まさか現実のものになるとは・・。
でも実際、あの場面を迎えた時、ほとんどの阪神ファンが、グランドスラムを想像したんじゃないだろうか。
もう、奇跡が奇跡じゃなくなってしまった。今岡の場合。

ただ、やっぱ讀賣は御粗末である。
西村の投球・・・先頭:赤星に初球を中前安打、鳥谷への初球に盗塁、一死後、シーツ・金本に連続四死球、そして今岡には、初球を満塁本塁打され、檜山には二階席に放り込まれた。
これじゃ試合にならへんわ。。
まあそれだけ、阪神に勢いがあるって事なんだろうけど。

下柳は、5回降板時、三遊間方向に向かって、何と吼えていたのだろう(笑)
完全試合を崩される被安打は、鳥谷の所へ飛んだ難しい当たり。
判定はセーフになったが、あれはアウトじゃないか??
それで一塁塁審方向に吼えるのなら、解らなくもないが、何故、鳥谷方面に向かって咆哮したのだろうか(笑)

それにしても、今日の東京ドームは、阪神ファンだらけだったな。
実は、チケットを持っていたんだが、行かなかった。
第一次独走態勢に入った頃、もしやこの日の胴上げもあり?と思い、一応チケットを押さえておいたんだ。
胴上げとなれば、恐らく9割以上の阪神ファンで埋まっただろう。
東京ドームで、黄色一色の中、胴上げなんて最高なのにな。

試合終了後は、ナゴドの様子を観ていた。
同点で起用された岩瀬が、3点適時打を食らった場面も観た。
ガラガラのスタンドに、ベテラン吉村アナの冷めた実況が印象的だった。
今日で、中日は完全に死んだと言えるだろう。

さて、後は胴上げが、どこで行われるかだが・・。
今の調子なら、17-18日ヤクルトに1勝1敗(中日も1勝1敗)、19-21日中日に3タテして、マジック3で倉敷に行き、24,25日の広島で決まるなんてのもありそうだ。
でも、何だかんだ言って、その次の28,29日甲子園での讀賣戦が妥当なセンかも知れない。
2002年のリベンジで、まあそれもありかな。



2005年09月13日(火) ○阪神16-1讀賣 長崎県営野球場ビックNスタジアム

チケットを知人に譲って、TV観戦した。
G+で観ていたが、地上波が始まる前に、勝負は決していた。

ここまで4連勝と波に乗る讀賣であったが、セ界を席巻しつつある阪神の敵ではなかったという事か。。

それにしても、讀賣のこういう姿は、寂しい気にさせられる。
2003年、讀賣を圧倒した試合は数知れず。
その時は、正直「ざまあみろ!」と思っていた。
それだけ、過去に讀賣には、痛い目に遭い続けていたから。
しかし、今季に関しては、5位に低迷し続ける事もあり、「ちょっとは、しっかりしろ!!」と言いたい気持ちである。
もちろん、阪神が勝つ事が一番大事だし、それはどんな形でもいい。
そして讀賣が、どれだけ堕ちようが、知ったこっちゃない。
でも、優勝争いをしている中で、緊張感漂う試合を観たいと思うのだ。
讀賣に、意地はないのか??

二週連続で、井川には煮え湯を飲まされてきたのだが、
今日も然して変わりがないように思えた。
大量点に守られ、讀賣の拙攻に助けられたようにしか見えない。
本当に、この投手を軸にして、日本シリーズを制する事が出来るのだろうか??
この疑問は、一向に解決されずにいる。

あと、こういった大勝の試合で目立たないのだが、
もういい加減、6番は、檜山で固定した方が良いのではないか。
スペンサーも、たまに価値ある一発を放ったりするが、
その確率は、とてつもなく低い。
優勝争い〜日本シリーズと大事な試合が続く流れを考えると、
経験のある檜山を起用し続ける方が賢明ではないかと考える。
もしかしたら、日本シリーズにおいては、対戦が少ない事で、データが詳しく洩れていない事と、大舞台で意外性を発揮し易い外国人特有のものを出してくるかも知れないが・・。
もう、セントラルとの対戦では、スペンサーは厳しいような気がする。



2005年09月07日(水) ○阪神4−3中日 ナゴヤドーム

野球の神様が、阪神タイガースを試した試合。
そんな気がする。
2005年のセントラルを制覇する価値があるのかどうかについて。
主審:橘高に乗り移って、阪神に試練を与え続けた。
そして、それを見事に乗り切って、ペナントを制する権利を手に入れた。

9回、ハーフスイングの判定や、二度のホームにおけるクロスプレーでのそれは、全て阪神を不利な状況に追い込んだ。
そして迎えた最大の危機・・同点で一死満塁、サヨナラ負けのピンチ。
ここでベンチを出た岡田彰布を凝視していた。
マウンドに行くのは、就任以来初めての筈だ。
(どういう雰囲気で、どんな内容を話すのだろうか・・。)
惚けた顔で歩き、内野手が作った輪に入ると、何と笑顔で語りかけ始めた。
何を言ってるのかはわからない。(後に特選デイリーで見たが・・。)
でも、妙に説得力があるように見えた。
過去の阪神は、このような場面を迎えると、あっさりサヨナラ打を献上してしまう事が多かった。
この時も、私には、ネガティブな事しか頭に浮かばなかった。
しかし、岡田がその雰囲気を変えた。
そして、連続奪三振。
開き直った久保田は、迫力満点だった。

その前に、ナインを守備から引き上げさせた場面といい、岡田は、強烈なリーダーシップを発揮した。
神が与えた、厳しい試験を見事に突破して、前日、エースで渡し損ねた「引導」を、より強い意志を持って、中日ドラゴンズに渡した。
歴史的一勝である。



2005年09月06日(火) 再開

しばらく休止していたが、再開しようと思う。
沢山の方々から、激励のメールもいただいたので。
本当にありがとうございます。

ただ、以前のように、毎日は書けない。
書ける時に、好きなように書いていこうと思う。

今日は井川が、暗黒時代の阪神エースのような、イカす投球を披露したな(笑)
首位決戦、個人的にもリベンジを期した大事な試合で、初回から押し出し。
しかも、ワンバウンドのクソボールで(笑)
最高のサウスポー!!
これで「5回3失点で、試合は作れました。」とか言ったら、もっと素敵だけど(笑)



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