2003年08月31日(日) |
○阪神4−0ヤクルト 阪神甲子園球場 |
ついに福原忍が帰ってきた。 そして6回無失点。 復帰戦としては、ほぼ完璧だと言えるだろう。 少しフォームが突っ立った感じに変わったかな。。 でも今日の安定感は見事だった。 そして打っては5回無死走者無しから安打で出て、この後4点と価値ある活躍だった。
今日はTV観戦だったので、選手の表情とかがはっきり見えて面白かった。 先制適時打した赤星は、3塁走者今岡に向かってガッツポーズをしていた。 嬉しそうな顔が印象的だ。
片岡の満塁一掃適時二塁打も素晴らしいが、その前の金本の粘りがよかった。 追い込まれてから厳しく攻めてくる古田のリードに対し、見事に選球していた。 まあ片岡もよく打ったけどね。 初球ですよ、初球。 四球の後の初球とは、正に教科書通りの打撃でした◎ 満塁だとどうしても投手はストライクを先行させたいので、甘くなるケースがあるんだね。 あの球を見逃していたら、恐らく凡退していただろう。 思い切りのいいバッティングだった。
終盤はヤクルトも五十嵐〜石井と、どちらが勝っているのか分からないようなリレーで応戦してきた。 あの起用の中で、1点でも返されていたら、少し嫌なムードになったかもしれないが、吉野〜安藤〜ウィリアムスと完璧に繋いで問題なし。
それにしても甲子園に帰って全勝とは、思いもよらなかった。 3勝3敗でよし等と思っていたが、まさか5勝無敗とは・・。 讀賣が叩いてくれたら・・という他球団の最後の思いを打ち破った形だ。 これで流れは阪神優勝へ一直線・・という事になるだろう。 胴上げの地は18年前と同じ神宮か!?
2003年08月30日(土) |
○阪神9−3ヤクルト 阪神甲子園球場 |
今日は酒飲んで騒ぐ為に甲子園に行ったようなもんだ。 一昨日・昨日と試合にならなかった。 どうせ今日もそうなるんだろう・・としか思わなかった。 そしてやはり快勝だ。 優勝チーム独特のラストスパートの匂いがプンプンする。 目標を持ったチームとそれ以外との差が如実に表れてきた。 こうなればもう盛り上がってゴールを迎えるだけ。 どこの球場に行っても、お祭り騒ぎと化すだけだ。
また早川が一発を放った。 なかなかのパワーを備えているようである。 声援に帽子を取って深々と挨拶する様が初々しくてよい。 相手にデータが出揃ったらどうなるか??等と考える必要はないだろう。 その時には檜山が戻っているだろうし。 それまで彼は暴れるだけ暴れて印象を強くしておきたいところだ。 それによって第四もしくは第五の外野手へと当確する。 (しかし守備は鍛えなアカンで・・しつこいようだけど・・笑)
矢野も本塁打を記録した。 これが完全復活の狼煙か。。 矢野って、バットの角度がいいんだろうな。 あの身体であそこまで飛ばす為には、絶対何かのコツがあるはずだ。 私はそれを一言で言うならば、インパクトの瞬間のバット入れ方だと思うのだが、どうだろう・・。 でもこういった一発を見ると、野口とは一味違うなと痛感する。 やはり矢野が正捕手なんだなと思う。
さて明日はいよいよ福原の登板か?? いきなりの先発なのだろうか。。 ものすごい期待してしまうのだけど・・(笑)
2003年08月29日(金) |
○阪神8−0ヤクルト 阪神甲子園球場 |
私は昨日とんでもない事を書いてしまったかもしれない。 早川を酷評し、「今後使う事はないだろう」等と書いた。 実際に見た彼は、特に守備面で”辛い”と感じだのだが・・。 誰が見てもラストチャンスと言えた今日の先発出場で、最初から若いカウントでどんどん打っていった精神力には恐れ入る。 苦労人にしか分からない何かを持っているのだろうか。。
しかし野球って本当に分からないスポーツだなと改めて感じた。 早川の件もそうだけど、ここにきて皆が調子を上げてきた。 今岡・赤星の核弾頭が復活してきて、金本は存在感を持ち続け、広澤(今日はイマイチだったが・・)・ジョージが爆発して、矢野にも安打が出始めた上に守備面での安定感が復活する。 ここに片岡が加わり、もう少しで檜山も上がってくるとか。 投手陣も一時の事を思えば、安定感を増してきたしね。 こちらも故障者が戻ってくるだろうし、、、 鬼に金棒状態じゃないか!?(笑)
それにしても下柳が完封とは。。 これは正に、優勝間近のチームがラストスパートをかけてきた状態だ。 一気にマジックを減らしていくかもしれない。
2003年08月28日(木) |
○阪神11-0讀賣 阪神甲子園球場 |
昨日はとりあえず勝てば良かった。 今日は勝つ事はもちろんの事、内容のある試合をしたかった。 先発が井川という事を考えると、完封もしくは大勝というのが望ましかった。 そして望み通り二つとも実現した。(井川一人で完封した訳ではないが・・)
7/12以来の二ケタ得点を叩き出した4,5番は凄まじかった。 広澤・・3打数3安打2本塁打6打点 ジョージ・・4打数4安打2本塁打4打点 これで文句を言ったら罰が当たる。
甲子園は正にお祭り騒ぎだった。 レフト讀賣党は推定700人。 下段の指定エリアには、赤組の前数人以外に、その存在を見つける事は出来なかった。 もうこういった異常なお祭りには、選手も客も慣れてしまっているが、一人だけ地に足がついていない男がいた。 右翼で先発出場した早川である。 あの守備では、一軍で守るのは無理がある。 スタートが極端に遅いし、球際でスピードが乗ってくる事もない。 高校野球の地方予選敗退常連校の外野手並みのレベルだ。 中村豊が今日も打点を挙げ、攻守を見せた事もあり、今後早川を使う機会はないだろう。
今日の勝ちで、優勝へ向かう気持ちが強くなった。 自信も回復しただろうし、後はペナントを取りに行くだけだ。 今季は讀賣にお歳暮でもしておいた方がいいかもしれない。
2003年08月27日(水) |
○阪神6−4讀賣 阪神甲子園球場 |
今日は勝てただけで十分だろう。 嫌なムードを持ち帰っての甲子園初戦で、しかも相手は讀賣だ。 勝つ事が全てだったのではないだろうか。
伊良部が4安打を集中されて2点を失うという不安な立ち上がりだった。 それを救ったのが、固定されてきた1〜3番。 やはり今岡が出れば、点になり易い。 そして掃除は、今最も頼れる男:金本。 いきなりの逆転弾で、一気に流れを引き寄せた。 しかもバックスクリーン横に、今季一番?という大きな当たりであった。
しかし今日最も大きかったのは、8回の中村豊の適時三塁打だ。 大きく負け越したロード後の初戦で、1点差のまま最終回を迎えるのは不気味だった。 ひっくり返されれば、讀賣に火が点く事も考えられる。 その意味でも、この適時打は正に値千金であった。 二者連続三振で、相手に流れが行きかけてたから余計に大きいと言える。
今日も51,000人で満員にはならなかった。 前売り券を持ってなかった人の多くは、金権ショップやダフ屋から叩いて買ったかもしれない。 当日券をゲット出来ないだろうと踏んで来ない人が多くいた7月とは状況が違う。 観客動員数も歪な形になりつつある。
久し振りの甲子園で、ウキウキして現地に向かったが、あいにくの雨で中止。 選手が飛び出して来た直後に、「開始を見合わせる」となり、コーチ陣が手招きしてベンチに帰るように指示した。 赤星だけはその指示に気付いてなかったのではないか?? いつものように中堅フェンス前でスタンドに向かってボールを投げ終えて、ホーム方向に振り返って初めて気付いたように見えた。
天気のせいか、それとも胴上げ日ではなくなった為か、もしくは阪神が調子を落としているからか、、、レフト自由はガラガラの状態であった。 Xデーを見込んで買い込んだ業者や下駄が大損こいたとの情報もある。 もはや一部のファンや下駄は、「Xデー」にしか興味を持てなくなっているのだろうか。。
何かしら重いものを感じて帰路についた。
2003年08月24日(日) |
●阪神2−5横浜 横浜スタジアム |
帰阪してTV観戦。 初回にT・ウッズが場外弾を放った時、赤星は薄暮の空に打球が消えたような仕草をしていた。 見失うぐらいすごい打球だったのだろう。 しかしその後は、久保田も持ち味を出して踏ん張った。 金本の本塁打も飛び出して、前半戦のような「逆転の阪神」といった流れになったのだが。。 赤星の適時三塁打で1点差に追い上げた6回、金本以下が倒れて免機したのが響いた。 ここの金本、私にはのっけから犠飛を狙いにいったように見えたが、どうだろう。。 結果が浅い左飛だったので、消極的な打撃に見えただけだろうか。。 4番がいなくなってから、繋ぎの野球が陰を潜めてきて、何かしら以前とは違う雰囲気のバッティングを、皆がしているように思うのだが。。 結果が出てないからそう見えるとも考えられるが。。
8回に1点ビハインドで、安藤を出してまで望みを繋ごうとしながら失敗したのは少し痛い。 野口とのコンビネーションに問題ありだ。 田中一に盗塁されたが、何度も牽制しながら楽勝で決められた事は問題だ。 この選手、ここまで盗塁は僅か2しか記録していない。(しかも半分以上刺されている。) 足が速いイメージがあるが、2塁から簡単に捕殺される等、走塁の技術はまだまだの選手である。 安藤も捕手が野口だから、必要以上に気を遣って制球を乱したのではないか。。 それとダメ押しの2点適時打を食らった場面は、攻め方に問題ありだ。 外一辺倒で踏み込んで来られる状況を作って、最後はやや真ん中付近に行って外野に落とされた。 一球でも内に見せておけば・・と思った。 というか、中村なんて内角ひとつ突いておけば、フィニッシュは外のボールになるスライダーでクルっといくんちゃうのん?? その後も球逸らしよるし、ここんとこ頑張っているとはいえ、野口って不安度満点の捕手やな。盗塁はタダやし。。
結局、長期ロードは4勝11敗で終わった。 内3勝は横浜からで、ヤクルト・広島・中日には7戦全敗というのだから、これはやはり問題だ。
2003年08月23日(土) |
○阪神8−0横浜 横浜スタジアム |
約2ヶ月振りに関東で阪神戦を観た。 そしてまた大勝だ。 関東では、すごい試合を観る事が多い。 今年は、神宮に行ってないからだとも言えるが・・(笑) 日程の絡みで、ほとんどが平日開催の神宮には行ってないのだ。 9/9〜11の試合は押さえてあるので、今季初の神宮観戦が胴上げ日か?!
横スタは阪神一色であった。 例の「Xデー??」騒ぎで、一塁側しか取れなかったのだが、横浜ファン等ほとんどいなかった。 内野席全般を見ても、年間予約エリアに少数いるだけで、9割ぐらいは阪神ファンだったのではないだろうか。 ライト外野もバックスクリーン右の自由席エリアは、半分以上が虎党だった。 何度も言っているが、正に敵地ジャック状態である。
そして試合も一方的展開となる。 金本の先制弾に、広澤の中押し適時打と、やはりベテランが奮闘した。 この二人、連敗中も何気に頑張ってきたが、単発に終わっていて勝利に結びつかなかった。 しかし今日は、二人とも得点に絡んで、やっとヒーローになった。 矢野が不出場で今岡が途中退場といった中、しばらくはこの二人に八木辺りが頑張らないと苦しい状況に変わりはない。 ただ相手先発が堤内という役不足の投手だった事を忘れてはいけない。 いくら弱っている阪神とは言え、腐っても首位チームだ。 この日の彼のように、まともにストライクが入らないようでは試合にならない。 私は連勝狙いで、てっきり斉藤だと思っていたが・・。
7回にジェット風船が飛ばなかった。 正式に言うと、一塁側内野席からは数発上がっていたが。。 昨日から「中虎連合会」の名前で、観客に自粛する様、横断幕により呼びかけていた。 それが奏効したのだが、試合後、公園での二次会ではかなりの数が上がっていた。 これでは本末転倒というものだ。 いやむしろ球場外で大量に飛ばす方が、性質が悪いかもしれない。 掃除の問題があるし、球場外での事だと、条例か何かに引っかかるのではないかとも思う。 星野の目に付かない所でやればそれでいい等と思っているなら問題外だ。 そんな事を続けていれば、また日テレ辺りが、「マナーの悪い阪神ファン」等と特集を組んで、公に曝される事になる。 ただひとつだけ言っておくが、過去に試合後の応援団主催の二次会の映像を流した上で、日テレは「マナー云々」のコメントをしたが、この二次会自体は、中虎連合会(或いはその中に属する団体)が横スタに許可を取ってやっているものだ。 その許可の条件として、「15分以内」等といった時間制限があったように記憶しているが。。 それを超えてやっているなら、先のように指摘されても仕方がないが、そうでないならば、日テレはちゃんと取材をした上で放映すべきだと言いたい。
関東限定の「背番号入りヘンリーネックTシャツ」を入手した。 6月東京ドームに行った時に見て、欲しいと思っていたんだ。 ちなみに関東では、これが定番のようになりつつある。 特にビジター用の色が、ナンバージャージより綺麗でイケてる。 これでナンバージャージが4枚に、これが1枚、そしてTシャツ系が3枚になってしまった。。 買いすぎだろうか。。
2003年08月22日(金) |
●阪神4−10横浜 横浜スタジアム |
井川が初回に6失点。 プロ入り初の事だ。 のっけからストレートの四球に失策で、無死2,3塁のピンチを迎えた。 ジョージの送球ミスというのは、かなり珍しい気がするのだが・・。 まあそれでも井川なら何とかしよるやろ・・等と高をくくっていたら、取りも取られて6失点だから参った。。 コントロールも球威も全くだったな。 今季の投球を見た時、6月ぐらいまではこんな日があっても納得がいくような内容だったが、ここにきてこれ程打たれるとは思わなかった。 夏季に向けて調整してきたという言葉が真実味を佩びていたからね。
ただこういった試合って、荒れ試合になる事も多いので、まだ初回という事もあり、序盤の阪神の攻撃に期待したのだが・・。 1点ずつ詰めていけば・・という期待は、取っては取られで3回に萎んだ。 今の阪神には、あまりにも大きな初回6失点だったという事だろう。
それにしてもここまで負け続けると、こんな期間もあるという事で済ませられなくなってくる。 こんな時には、ベテランが救世主になる事を期待したりするのだが、広澤や金本が頑張っても、孤軍奮闘というような形にしかならなかった。 それでは・・という事で、今日の井川だったのだが、あっさり大量失点して万事休した。 後はどんな形があるだろう?? それが見えないままに、長期ロードが終わろうとしている。 もしかして皆、プレッシャーを感じているのか??
明日、横浜まで行くのが憂鬱になってきたよ。。 飲んで騒ぐか(笑)
2003年08月21日(木) |
●阪神3−7中日 大阪ドーム |
ついに同一カード3連敗を喫した。 これは昨年にもなかった事なので、星野阪神としては初の出来事だ。
まあそれはいいとして、久保田・杉山で落として迎えた今日の試合、伊良部が復活してくれる事のみを望んだが、結果は制球を乱して序盤に失点を重ねた。 挙句の果てに、球審とひと悶着起こす始末だ。 真鍋という審判は、個人的に??という感じもある人なのだが、こういう事を起こしてしまうと、判定の辛さが今後増してくる可能性もあるように思う。 ムカつくのは解るが、あまり誉められた行為ではなかった事だけは事実だ。
試合のヤマは、3−5の7回、二死満塁で八木という場面だった。 こんな時にこそ、代打の神様が一発放って雰囲気を変えて欲しいと願ったのだが。。 八木もいつも打てる訳ではないしね。 今季は4番で先発というケースも多く、披露もピークなのかもしれない。 打てなくて責める事は出来ないが、今の状態は、こういう場面で一発逆転という形が欲しい。 劇的な何かがカンフル剤となる。 そういうのに最も適した選手の舞台だったけどね。
このシリーズって、前売り券発売時に大変な騒ぎになった。 その時には、早ければ胴上げ??もしくはVへのカウントダウン的な語られ方をされていた。 それがこんな形で終わるとは・・。 一寸先は闇。 ちゃんとVをゲットして、この事は教訓として捉えられるのならいいのだが。。
2003年08月20日(水) |
●阪神2−6中日 大阪ドーム |
初回の立浪の一ゴロは、併殺完成に見えたが。。 打者走者は、本当にセーフだったんだろうか?? というような事を思い始めるのは、負けが込んできたからに違いない(笑) 要は1点が重く感じているからだ。
ルーキー杉山の初登板は、もう精一杯投げるだけ・・といった印象である。 我が後輩:中村泰よりかは随分マシな初登板ではあったが・・。 緊張からなのか、元々そういうフォームなのか、よく分からないんだけど、 球離れが一定してないような感じがした。 3回二死2,3塁から福留に浴びた適時二塁打は、直前に振らせた変化球(あれはチェンジアップなのかスライダーなのかよく判らない)と同じ球だったが、球持ちが悪い為、身体を残されたように思う。 あれがもう少し前まで球を持てたら、福留のバットは空を斬ったと思うのだが、どうだろう。 ちなみに打たれた瞬間、矢野は首を捻っていた。 打者に三味線弾かれたとでも思ったのだろうか。。
攻撃は相変わらす繋がりがなく、淡白に見える。 今日少し思ったのだが、選手達に焦りが出てきたのではないか。 状況からして当たり前の事だが、以前のようにドシっとした雰囲気がベンチに存在しない。
石毛がずっと好投しているが、このままでは繋ぎで先発に・・なんて事になったりして。。 それぐらい投手が足らなくなってきている。
しかし何度も書いているが、生みの苦しみを経験する事は貴重である。 現有戦力で懸命にやっている今が、とても意味のある期間だ。
2003年08月19日(火) |
●阪神1−4中日 大阪ドーム |
「負けが込んでる時ってこんなもの」とでも表現するのが正しいのだろうか。 バシっとやられた感じは一切ないのに、完敗に終わってしまった。
久保田が宛ら三振奪取ショーを演じた序盤に、4番広澤の一発で先制といい形でいったのだが。。 ここんとこ打線の繋がりがなく苦しんでいたので、広澤の本塁打は、正に待望の一打だった。 こういうのをきっかけとして、打線が活発になるケースが多い。
ところがだ、、、下らないミスで勝ち越しを許すと、同点の好機もミスで潰した。 前者は5回表、無死1,2塁で8番打者荒木がバントの構えをしていたのに、牽制が二塁走者に当たって進塁させた事。 簡単に送らせてやればよかったんだ。 言うまでもなく次打者は平井で、二死まで計算出来るからだ。 後者はその裏一死3塁、今岡の右直に飛び出した走者藤本がタッチアップのスタートに遅れて、本塁憤死した場面である。 慌てて飛び出す必要はなかった。 落ちるか捕ってからスタートを切ればよい状況だった。
収穫は、矢野の復帰即安打というところぐらいか。。 石毛も失点せずによく投げているが、僅差の場面を任せられる程、信頼出来るだろうか。。
Aさんトラッキーが中日に?!なんて記事が出た日に、摩訶不思議な完敗劇を演じたのは、皮肉な感じがしてならない。
2003年08月18日(月) |
12,354人の声届かず・・・ |
「Aさんトラッキー」の復活を願って集められた12,354人の署名を持って、代表者が球団事務所へ訪れたが、交代の理由さえ明かされる事はなかった。 非常に残念な結果だと言わざるを得ない。 こんな門前払いに近い形であしらうならば、最初から「企業の意思として交代した。」等としていればよかったのだ。 それをもっともらしい理由をつけて、「暴力的だとの指摘もあり、演出の改善を委託先に申し入れて、交代しようという事になった。」等と言った事がまずかった。 結局最終的には、「暴力的だった」といった事は間違っていたとした。 そうならば、「何故交代したんだ??」ってなる。 でも理由は明かせないらしい。 これだけ見ても、理由を明かすと球団に不利益になるから明かさないとしか思えなくなってくる。 ちなみに現行トラッキーの演出は、Aさんのパクリのようなものばかりである。 大人しすぎるトラッキーに不満の声が上がったら、少しやんちゃな演出をするようになった。
Aさんがブラックホッシー(私は以前にブラックホッシーゾと書いたが、正しくはブラックホッシーらしい)だと暗に認めたと取れる発言を担当の松井課長はしている。 そして、「自由にやらしてくれる環境であれば、それが彼の為に良い。」と話しているとか。 これじゃ球団が”解任”したと暴露しているようなもんじゃないか。 その場凌ぎの対応しかしないから、辻褄が合わなくなってくるんだ。
言い古された台詞だけど敢えて言うならば、私は「阪神タイガース」という野球チームは好きで応援するけれど、「株式会社阪神タイガース」という組織は大嫌いだ。 直近では、パブリックビューイングの件や、「阪神優勝」の商標の問題など、組織としてどうなの??と思う事ばかり起こしている。 自分がこんな企業に就職しなくて良かったとさえ思う。
そんな事はいいとして、この事でAさんトラッキーに対する思いが消える事はない。 甲子園で胴上げとなった時、Aさんならどんなパフォーマンスを見せてくれただろう。。 その瞬間、絶対この事が頭に過ぎる筈だ。
2003年08月17日(日) |
●阪神1−6讀賣 東京ドーム |
8回、秀太の盗塁死が全て。 あそこで単独盗塁というのは、如何なものか。。 讀賣は明らかに浮き足立っていた。 暴投で、しかもタイミングは完全にアウトの本塁上のクロスプレーにミスをしていた久保は、その真っ只中にいた。 過去の戦績、怒涛のような虎党の応援、それに0−3から果敢に打ってきた八木に圧倒されていた。 東京ドームが好きだと言い張るジョージに、好きに打たせてもよかったのではないだろうか。 カウント2−1からの単独盗塁は、いくらなんでもナメすぎだ。 初球にもエンドランをかけているし、動きは警戒されていた。 次打者が野口、中村豊という状況だったので、ジョージで一気に同点を狙ったのだろうか。。
まあ負けた事はいいとして、藪の登録抹消は痛すぎる。 先日、復活の投球を見せたばかりだけに余計にそう感じる。 それにここにきて先発が足らなくなってきた。 こういう状況下で、今季初めて監督の手腕が問われる事になる。 それにはもちろん二軍監督・コーチの面々との連携も含まれる。 本当に状態のいい選手を上げて、結果を残す事が出来るか。。
讀賣が日テレでチケット情報を出していたのは笑った。 阪神戦以外では余りまくっている状況を露呈しているのだ。 ずっと55,000人と発表している球場としては、余りにもお粗末な状態だと言える。
この3連戦は1勝2敗。 あの85年もこの時期の後楽園は、3連敗だった。 それを考えると良しとしようじゃないか。 讀賣だって意地があるんだろう。 但し26日からの甲子園では負け越してはいけない。 この時期からは、讀賣をきっちり叩いてラストスパートをかけていかなければならないのだ。
2003年08月16日(土) |
○阪神5−1讀賣 東京ドーム |
土曜の東京ドームを球場で観ないのは、今季初である。 久し振りにTVで観たが、日テレはやはりうざい・・。 大体阪神の試合を開始から観れないのは、ここの球場だけである。 G+に入れば観れるって?? アホらしいわ。。 銭をドブに放るようなもんや。 讀賣系を儲けさせてどないすんねん!? 讀賣新聞が勧誘に来たら、いつも丁重にお断りしてるよ。 「二度と来ないで下さい。」って(笑)
でもって、観始めたら既に4−0。 しかし何故か川相がクローズアップされている。 確かに記録は凄いと思う。 川相のような努力タイプの選手は、基本的に嫌いじゃない。 でも「世界記録」とかって表現はどうかと思う。 王さんの本塁打記録もそうだったが、この表現はおかしい。 プロとして歴史を持っているのは、日米だけという状況で世界記録もクソもあったもんじゃない。 しかも違うレベルでやっている中で、絶対変だ。 どうやって点を取ったかとか、はっきり解らない状況で、川相の話と新橋の事ばかり言うのはやめてくれよ。。
それと応援の声とか、調整してないか?? 声の深みが圧倒的に阪神なのに、音量的には讀賣の方が大きく聞こえるのは違和感を感じる。 ライトの牙城を何とか守っただけの讀賣が、阪神に圧倒されているのは、火を見るより明らかだ。 こんなプロパガンダ放送は、日本では他にないのでは??とまで思ってしまうよ。
まあそんな事は言っても、是正される事はあり得ないので、、、 今日の井川は、単純にカッコ良かった。 木佐貫との格の違いを、まざまざと見せ付けた印象だ。 それと野口のリードもぴったりとハマっていた。 清原に空を斬らせた場面なんかは、正にドンピシャのリードだった。 ずっと頼りないイメージで見ていたけど、出続けて慣れてくると、こういう面を見せてくれるようになるんだな。 こんなものを目の当たりにした矢野は、またひとつレベルアップして戻ってくるような気がする。
しかしまあ讀賣の守備は、草野球レベルだな。 盗塁はタダ、暴投はする、おまけに中堅が清水と来れば、日本一弱いセンターラインかもしれない。 こんな姿を見せられると、来年も勝てそうな気がしてくるね。 明日は久し振りに打線が爆発しそうな予感。
2003年08月15日(金) |
●阪神0−3讀賣 東京ドーム |
今季初めて、全く試合のチェックをしなかった。 というか出来なかった。 観戦する術のないところに居たからだ。 それもこれも元々は、チケットが取れなかったからだ。 前にも書いたが、東京ドームのチケットが取れなかったのは、昨年から通じて初めての事だ。 プレプレ→プレ→一般と全滅して諦めた。 試合日直前になって、オークションで叩き売られていたのを見て、何か虚しいものを感じた。 異常な状況に巻き込まれなかった私の選択は正しかった。 健全な余暇を満喫する事が出来たのだ。
2003年08月13日(水) |
○阪神3−2横浜 札幌ドーム |
ついに4番:片岡がヒーローになった。 思い切り引っ張り切った、4番らしい打球であった。 本人は「4番とか特に意識していない」等とコメントしたが、そんな事はないはずだ。 そしてそんな事では困る。 代役であれ、4番は4番なんだ。 しかも首位独走中の阪神の4番である。 意識してもらって(過剰にされちゃ困るが・・笑)、その重圧を跳ね除けて打ってもらわないと。 こういったのも経験のひとつだ。 人気球団の4番を打てるなんて、そうそうないのだから。
藪は良かった。 中継ぎ降格からの復帰戦としては、合格点の内容だろう。 本人もまた落ちたくないだろうから、ある意味必死だったのかもしれない。 唯一、金城に追い込んでからコントロールミスでやられたが・・。 まあ金城は今日二本も放り込んだという、年に一度の当たり日だから、仕方ないかな。。
北の大地で何とか連勝。 正直ホッとした。 もちろんまだメンバー的には苦しい戦いが続くけど、選手もファンもこれを乗り越えなければ・・という気持ちで一致しているはずだ。 15日からは東京ドームでの3連戦。 神宮・広島のように、いつもに増して虎党が敵地ジャックした状態に、讀賣も奮い立ってくるだろう。 この戦力で讀賣を叩く事が出来れば、来季以降も有利に立てたまま戦っていけるかもしれない。 そういう観点から大切な試合である。
「Let's Go!! Tigers」は明日から16日まで夏休みをいただきます(笑)
2003年08月12日(火) |
○阪神3−2横浜 札幌ドーム |
ひとつ勝つ為に必死にやった。 そして勝った。 今夜はそれだけでいいだろう。 選手もファンもこの一勝の大きさを噛み締めたに違いない。 今季忘れていた感覚、、これを取り戻した事は、必ず後に生きてくる。 それでいいんだ。
決勝のホームに向かった今岡は、頭から突っ込んできた。 そして生還し、ガッツポーズ。 昨季の開幕7連勝時を思い起こさせた。
久保田は飛ばしまくってたな。 まだ2−3にする場面が多いが、それでも失点した3回以外は完璧と言っていいだろう。 井川に代わる阪神の「ドクターK」の誕生である。
そして安藤が相変わらずの安定感を披露。 西武の豊田とどちらが上だろうか。。 ちなみにうちの母親は、久保田と安藤の区別がついていないが・・(^^;
札幌も横浜応援団の周りは、阪神ファンだらけだったな。
ヤフオクで阪神のチケットが多数取り引きされている。 値段を見ていると、最近すごい変動している事がわかる。 6月頃から、全銘柄高値更新みたいな雰囲気になっていたのだが、ここに来て、値段は銘柄(試合予定日)次第みたいな状況になりつつある。 例えば、8/19〜21の対中日@大阪ドームや同22〜24日の対横浜@横浜スタジアム等は、発売当初「Xデー」の可能性もあるという事で、プレオーダーの抽選結果が出た直後ぐらいから、物凄い値段が付いていた。 それがここに来て、それらの日に優勝の可能性がなくなり、大暴落しているのだ。 8/15〜17の東京ドームも同じである。 一般発売で逃した人は、挙って高値入札をした。 3塁B席(確か定価¥3900)でさえ、ペアで3万前後になっているものもあった。 B席と言えば、昨年まで讀賣ファンが保険で買うような席だった。 奴等が一塁側は獲れないと踏んで、3塁でも外野以外なら同士が多いという事で、購入していた席だ。 実際このエリアの6割強が讀賣ファンだった。 恐らくこの盆の3連戦は、このエリアは阪神一色だろう。 3万も出して買った虎党がウヨウヨいる筈だ。 それらの人(売った人勝った人を問わず)を批判している訳ではない。 ただこの時期に来て、3塁B席等は大して値段も付かない席になってしまった事に、少しやるせなさを感じるだけだ。 もう少し我慢していれば、定価に毛が生えた程度で買えたのにな・・と。 それもこれも阪神が失速してきたからであるが。。 何が言いたいかというと、出来るだけ正規のルートで買うようにした方がいいという事である。 発売当日、e+のHPに行けないとか、ぴあやローソンチケットの電話に繋がらない等の壁はあるのだが、何かしらの道が存在するという事なんだ。 例えば、神宮ならここのプレイガイドが獲り易いとか、東京ドームならこの方法がベスト、或いは発売後の二次発売にチャンスが多い等の法則があるという事である。 そういう努力が面倒臭くて金に余裕があるのならば、オークションを選択するのもいいだろう。 しかしそれをするには時期を選ばないと、多くの場合、払わなくて済む金を放出している事になるのだ。 チケットの入手も、慣れてくればベターな方法が見出せてくるのだ。
2003年08月10日(日) |
●阪神1−3広島 広島市民球場 |
初回の攻撃が対照的な結果になり、そのまま流れを掴む事なく終わった。 先頭の赤星が左前打で出たが、藤本がバント失敗、今岡併殺打で無得点。 (また併殺打って笑ってたけど、一体何を考えているのか・・) それに対し広島は、先頭の木村拓が右前打で出ると、続く福地が簡単にバントを決めて、昨日ダメ野郎だった緒方が先制適時打した。 井川の立ち上がりは、球速が137〜139km/h辺り。 キレもないので、低めもストライクに取ってもらえなかった。 この状態なのに、何故か野口は直球主体の配球。 野口って今日も2安打して頑張ってるのは分かるんだけど、何か余裕がないので不安に感じてしまう。 表情も暗いし、周りが見えてない感じがするな。 8回裏一死1,3塁からスクイズを本塁憤死させたが、打者走者の永川が走ってなかったのに気付かず、併殺のチャンスを逸した。 このあたりは、声の連携もどうなの?って思った。
しかし何といっても、このメンバーで先制されると厳しいな。 「逆転の阪神」なんて言われてきたけど、今の流れだと、初回から先制して3点ぐらいリードしていかないと、勝つのは難しいかもしれない。 打つことが期待出来ない今、井川に懸かっていたが、結局先制〜手痛い一発と、期待外れに終わった。
今季の阪神に限って、こんな状態になるとは思いもしなかったよ。 昨季の今頃、神宮で藤原や曽我部を応援していた事を思い出した。 そしてストレスだけを感じて、球場を後にした事を。 今日詰め掛けた虎党も同じ思いではないだろうか。
でもこうなってしまった事は仕方がない。 気持ちを切り替えて札幌に行き、美味いものでも食ってリラックスして、やり直して欲しいものだ。 ちょっと身体が重い感じがするのは、ようやく暑くなってきて、少しバテてきているのかもしれない。 幸い来週から8試合は、全てドームでの試合だ。 涼しい環境で、伸び伸びやってくれればいいさ。
2003年08月09日(土) |
●阪神1−5広島 広島市民球場 |
今季初の3連敗。 まあそれはいい。ここまでに無いのが珍現象なのだから。。 それよりも今日の試合は、姿勢が悪い。 初球から打ちにいった打者が何人いたか?? 佐々岡に対し待球作戦を施した訳ではないだろう?? 最終回にやっと積極的な打撃が見られ、満塁までいった。 勢いのまま片岡も初球を打って欲しかった。 外一杯のやや難しい球だから見送ったのかもしれないが、その後低めのボールくさい球を空振りして追い込まれ、最後はとんでもないボール球の直球に釣られた。 狙い球は何だったのだろう・・。 最悪な打撃内容である。
今季初めて今岡・金本の3,4番で望んだ試合。 赤星・藤本の1,2番とあわせて、皆が余所行きの感じになってしまったのだろうか。 慣れない位置でのプレーに、本来の姿を出せないまま終わったような感じに見えた。
2本塁打を浴びた伊良部ではあるが、責められないように思う。 星野監督流に言うならば、「あれだけの投手が肝心な所で一発食らっちゃイカン」て事になるのだろうが、彼はそれなりに粘投していた。 打線の援護がない中で、13球ファール等で粘られたり、足で掻き回されたりしながら、踏ん張っていた。 惜しかったのは、2−3のカウントにした事が多かったのと、勝負どころで直球に拘り過ぎた感がある事ぐらいか。。
この日も半分ぐらいは阪神ファンで埋まっていた。 広島で半分というのは、驚異的な事である。 しかもライトスタンドの一部や一塁側内野席にもいた。 レフトは満杯で、常設の広島応援団が、まるで甲子園のビジターチームのそれのように虎党に囲まれていたぐらいだ。 このような状況下で、ホームチームが発奮した。 神宮でも見られた事が今日も起きたと感じる。 首位独走というポジションも含めて、このロードはこういった精神的要素も加わった戦いになる。 今日のように消極的な打撃では、相手の思うツボである。 この逆境を跳ね返さないと栄冠は見えてこない。 ある意味「生みの苦しみ」を経験する事は重要かもしれない。
------------------------------------------------------------ 今季のチケット獲得作戦終了
今朝、神宮と東京ドームのチケットを押さえた。 これで日本シリーズを除いて、今季のチケット争奪戦が終戦した。 今押さえているチケットは以下の通りだ。 8/26〜31甲子園 9/2〜4広島市民 9/5〜7甲子園 9/9〜11神宮 9/12〜14ナゴヤドーム 9/15〜17甲子園 9/20東京ドーム これだけ持ってれば、さすがに胴上げは生で観れるだろう(笑) かなり散財したが、20年前後に一度(?)の大イベントだから、いいよね?(笑)
2003年08月07日(木) |
●阪神2−5ヤクルト 明治神宮野球場 |
負けるにしても、負け方がある。 昨日・今日と守備の破綻で失点という形の悪いもの。 開幕間近まで遊撃手には不安があると言われていたが、ここにきて初めて現実のものとなった。 初回のラミレスの先制適時打は、藤本の失策と言っていいだろう。 少なくとも止めなければならなかった打球だ。 まるで今季の仁志のようなプレイで、グラブの下を抜けていった。 藤本は3回にもミスを重ねる。 二死3塁から古田はボテボテの三遊間ゴロを放ったが、待って捕ってタイムリー内野安打としてしまった。 あそこはどう見ても前で勝負する場面。 足が動かないように見えたのだが。。 ここまで順調に来たが、シーズンの正念場を迎えるところでこういうプレイを重ねていると、本当の信頼を得る事は出来ない。 沖原も昨日の暴投二つで、やや失脚した感がある。 対照的なのが久慈の存在感だ。 今日は追撃の2点適時打の後、チャンスメーカーとして二度とも出塁を果たした。 開幕前彼を獲得した時、「何故同じような選手を獲るのだろう。」等と思った事もあったが、大事なところで貴重な働きをする姿を見ていると、「ベテランの存在価値はこういうところにあるんだな。」と思うものだ。
さて投手陣だが、川尻を先発に回したのはいいとして、昨日久保田を中継ぎに使った意図は何だろう?? 3連戦の頭が雨で流れたから、先発予定から押し出されてきたのか。。 ムーアが下へ行き、藪が中継ぎ降格、そして下柳がヘバってきている今、3本柱を挙げるとしたら、井川・伊良部・久保田という事になるだろう。 その一角を中継ぎで1回2/3使っただけでの連敗には、内容的に少し疑問を抱いてしまう。 台風接近が報じられている状況下ではあるが、次の広島3戦目での先発なのだろうか。 前にも書いたけど、久保田は先発・中継ぎいずれかで固定する事を望む。 若いから体力があるという問題ではなく、固定してじっくり使って成長させたいと思うのだ。 球威があり、フォークに冴えがあるタイプだから、いずれにも適正はあるとは思うが。。
この連敗は、ヤクルトの意地だと考えよう。 本拠をジャックされた中で見せたプロの姿勢である。 その流れの中で、経験不足の選手がミスをした。 ただそれだけの事であると思いたい。
M29で足踏みした為、決定的瞬間は9月第二週の神宮〜ナゴヤまで可能性が出てきた。 今日、一応ナゴヤ3連戦を押さえて来た。 最近ずっと始末をしてきてたのだが、ここに来て已む無く散財に向かっている。 本当に可能性が高くなれば、相場は高くなるのは必至なので、定価で指定席を押さえるのは常套手段なんだと、自分に言い聞かせているのである(笑) しかしこんな事なら、比較的倍率が低かったと言われている神宮も、myでちゅー辺りでもう一戦分キープすべきだったかもしれない。 神宮は現在9/9のみを所有している状態だ。 胴上げを生で観たいが為に始めたビジターチケット獲得作戦は、横浜・広島・ナゴヤの全ての試合を網羅してしまった。。 後は9/10,11の神宮ゲットに走るのみである。 辛い。。
そういや腰を痛めた檜山は大丈夫だろうか。。 田淵コーチが「無理をするな。」と言っているのが、TVでもわかった。 もし檜山が離脱するなんて事になると、非常にヤバイ状況になる。
2003年08月06日(水) |
●阪神3−7ヤクルト 明治神宮野球場 |
藪病が再発して、球場の8割を占めた阪神ファンを落胆させた。 昨日まで、「何で藪をこういう使い方するかな??」なんて思ったりしたが、今日でそんな気持ちも吹っ飛んだ。 やはり藪は藪なんだ。 そう思ったよ。。 本拠地をジャックされた古田が、意地を見せたってとこなんだろうけど・・。
あの赤星が先制本塁打を放ったんだぞ?! しかも今を時めく高井からだ。 高井は左なんだぞ?! やはり神宮は狭いんだな・・等と思った事は確かだが、でも本塁打は本塁打だぜ?! 優勝する時は、こんな事も起きてしまうんだなぁと思ったのも束の間、下柳がまた試合を作る事が出来なかった。 前回無様な投球を見せてしまっただけに、汚名返上とばかりに飛ばし過ぎた嫌いがあるな。
藪・ムーア・下柳とローテーション失格、または脱落しかかってきた。 そろそろ見直す時期に来ているのは、火を見るより明らかだ。 川尻は改善策一番手として、次に続く投手は誰だ?? 実は最近、鳴尾浜組をあまりチェックしてないんだ。 昨季までは、この時期になると、一軍が夢を失っていたので、自然とファームに目が向いていたんだな。。 しかし今季は違うので、上のチェックとビジター試合のチケット取りに躍起になっている状態だ。 今日、一応ナゴヤドームも押さえておいたが。。 この調子なら、ここまで決められずに来るか?? 発券期限ぎりぎりまで待ってみようと思っている。 さすがに消化試合で名古屋まで行くのは辛いからな。 東京なら行くが、名古屋には他の用事がないんだ。(名古屋をバカにしている訳ではない。念のため。。)
しかし神宮のライト指定エリアで、馬鹿騒ぎしている連中を見ると、少し引いてしまう感は否めないな。。 ヤクルトの選手達は、ああいう光景をどのような心境で見守ったのだろう・・。 アカン・・今日は支離滅裂や。。
2003年08月03日(日) |
○阪神7−1中日 阪神甲子園球場 |
初回からレベルの差が明確になった試合。 4番八木が先制打した後、ジョージ・矢野と初球カウントを取りにきたカーブを意図も簡単に弾き返して3点奪取。 こんなジョンベンカーブで阪神を抑えようというのは、虫の良すぎる話だ。
3回は投ゴロもまともに捌けないし、井端も福留も谷繁もまともに試合に出れる状態じゃないチーム。 こんなチームじゃ、この結果も妥当だ。 シーズン前にこのチームを、阪神のライバル等と評した私が馬鹿だった。
まあ相手の事はいいとして(笑) 中4日の伊良部は、丁寧に投げようとしている意図が汲み取れた。 前回簡単にKOされた事の教訓だろうか。 追い込んで、サインに首を振ってフォークを投じたりしていた。 そして偶に投げてくる140km/h後半の直球が、非常に効果的である。
これでマジックを29として、Vロードへ旅立つ。 いよいよXデーがいつかという事が興味の大半を占める形になってきた。 倉敷で49を点灯させて、ここまで19試合を消化して20減らしてきた。 この間の阪神の星取り表は、13勝6敗である。 大体一試合にひとつ減るペースというのは、ごく普通の形か。 このままのペースで行けば、9月前半の甲子園での横浜戦という事になるがどうだろう。 残り一桁辺りになると、ペースを上げそうな気もするが。。 9月2〜4の広島で決めて、5日の甲子園で場内一周の線が濃いくないか?? その次の神宮まで縺れ込む事も考慮して、9/9のチケットは抑えたが。。
2003年08月02日(土) |
○阪神5−0中日 阪神甲子園球場 |
ついに井川が「らしい」投球を見せてくれた。 被安打2のみの「準々完全試合」だ。 5回に関川の右前打で記録は途切れたが、その瞬間「せめてもう2点リードしていれば・・」と思った。 この打球は檜山の前に落ちたのだが、1−0というスコアが彼の足を止めてセーフティなプレーをさせた。 打球の勢いや他の状況を考えれば、檜山のプレーは全くもって定石通りではある。 しかしこれがもし3−0で勝っている場面なら、彼は頭から取りにいってたかもしれない。 二死という状況なら、リードがあれば記録達成の為に博打を打てたかもしれないからだ。 序盤に岡本を攻め続けながら最少得点に止まった打線が、井川の大記録への道を狭めたと言えるだろう。
井川は、本当に夏場に調子を上げてきた。 この日記で、「そういう調整をしているのならば、きっと夏場に完全試合ぐらいの事はやってくれるだろう」等と皮肉めいた書き方をした事があったが、これはもしかしたら実現するかもしれない。 この日は直球のキレが抜群で、しかも低めにコントロールされていた。 少し高めに浮く感じを残した変化球が低めに投じる事が出来れば、大記録達成もあるかもしれない。
ジョージがバックスクリーンに放り込んだ時、濱中不在の打線に彼は欠かせない存在だと改めて思った。 打撃不振の中、中堅〜右の意識を再確認して望んだのだろう。 物凄い価値のある本塁打だった。
相手の事になるが、また野口が岡本の後に登板した。 こういう使われ方で、彼は納得しているのだろうか。。 山田監督の意図が解らない。 この形で阪神戦に出してくる限り、打たれ続けて勝利を逃していく事だろう。 それでいいのなら、どんどん中継ぎで出してくれ。 うちはKOし続けるだけの事だ。
2003年08月01日(金) |
●阪神0−4中日 阪神甲子園球場 |
ジョージを休ませたのは解るが、矢野を5番に上げた事には疑問を感じる。 下柳・伊良部それに今日のムーアと、少し先発陣に陰りが見え始めて来た今、矢野は捕手としての仕事が重要視されるところだ。 打撃に負担をかけるのはどうかと思う。 この事が影響したかどうかは別として、今日は打線が全く繋がらなかった。 前回やられた平井に9安打を浴びせながら、結局無得点に終わった。 安打が全て短打だったのも痛かったな。 こういう時にジョージあたりが一発見舞うと一気にムードが変わるのだが・・。 濱中の離脱は、この辺りに影響を与えるという事だろう。
ムーアはやはり夏に弱いのだろうか。 湿気の多い日本の夏は、彼にとって厄介な季節なのかもしれない。 明らかに身体がキレていない気がする。 この日で首脳陣は、彼の起用法を再考するかもしれないな。
藪はいつまでこの位置で投げされられるのだろう。。
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