麻雀ゲーム

ゲームセンターにあるネットワーク対戦型麻雀ゲーム
それに激しく燃えていたのだが、
あんなもの全然面白くない。

捨てる牌捨てる牌、全部、ロン!ロン!と。
お前らはロンロン教かと激しく問い詰めたい。

このままでは大負けしてしまう。
ゲームをエンジョイしにし来ているのに、
心の中にはストレスが鬱積してしまう。

この局だけは、この局だけは勝たねばならない。
この局で負けたら私は麻雀を引退する。

「ロン!」

始まった瞬間に負け。
地和とかいうやつ。

大敗を喫した私は、泣きながらゲーセンを飛び出し
麻雀ゲームからの引退を決意するのだった。

あんなゲーム、クソだ。
2003年07月08日(火)

プロ野球カード

いい歳した大人が、小さな小さなカードに夢中になる。
これほどみっともないことはない。

現在、私はプロ野球チップスに付属してくるプロ野球カードに夢中だ。
一昔前にもブレイクしたこのカードだが、最近ではさらに進歩を遂げ
私の心を鷲掴みにして離さない。

ビックリマンシールでいうところのヘッドカードに当たるタイトルカード。これがプリズム仕様でなんとも格調高い。
これを引き当てた時は、いい歳した大人が飛び跳ねて喜んだほどだ。

さらには、ちゃんとクズカードも用意されており、
まだ一軍に定着してないようなフレッシュな選手のカードが出ることもある。これを引き当てるとかなり損をした気分になる。

時空を超えて僕を魅了することとなったプロ野球カード。
幼き日に夢中になったときとは違い、現在は立派な大人。
大人になってこういったものに夢中になるのはなんとも危ない。

財力がある故の大人買い。これが非常に厄介だ。

コンビニに陳列してあるだけ、20個ほどのチップスを購入する。
いい歳した大人が、カゴいっぱいにチップスを押し込めて購入する。
これほどみっともないことはない。

けれども、上には上がいるもので、もっとみっともない大人が。

なんだか、チップスの外身にカードが強固に糊付けされているのだが、
そのカードだけを大胆にも万引きするサラリーマンを目撃してしまった。

プロ野球カードに夢中になるだけでは飽き足らず、
1個60円ほどのチップスも買えずに万引き
いい歳した大人が、いい歳したサラリーマンが。

その切なさを考え、大人買いした大量のチップスを食べながら、少しだけ泣いた。
2003年07月01日(火)

Iremun2 / Ota.P

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