はなちゃん日記
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2003年01月29日(水) 浮き沈み

昨日はちゃんと食べ、コーヒー牛乳も飲んだのに
今日は何も食べれず、わずかの水もやっと状態
毎日よくなったり悪くなったりの浮き沈みが大きい

ただ、肝臓にドレーンが入って、膿が出てからは
熱が下がったのだけがひとつの救い
自分ではどうしていいかわからないという
どうもしなくていいんだよーー、よくなることを考えよう!!
たくさん食べれるようになって元気になろうねと
うその顔でそんなこといえるわけないじゃん( p_q)エ-ン
「みんなにこんなに迷惑かけてしまってぇ」
行くのが遠いんだという…これは本能だったのかも
で、急がなくてもいいんだよーーゆっくり行こうねと話す

あんちくしょう、こんちくしょうを捨てて
きれいな心だけで行こうねと
そして覚悟が必要だよと諭す
私、そんな諭す資格なんてないのに…
自分のときはいったいだれが諭してくれるんだろうか…


2003年01月20日(月) 今日はわかってくれた

今日もお昼に病院に…
話しかけたら、なんとーー今日はわかる!!
水もいままでは口に入れても出してしまっていたのに
飲んだ、飲んだ、全部で100CC
こんなにも体調にも浮き沈みがあるなんて??

私が病院に入る、兄のお嫁さんが帰るの入れ違いだったようだ

あの部屋すごく湿気がないので
我が家の除湿機を持っていく
同じものが実家にあるはずなのだが
いくら探しても見つからなかった
いったいどこにしまいこんでしまったのやら??


2003年01月19日(日) 悪化

夜を越すごとにますます、母は悪化していく…
高齢でもう仕方ないとしても…
苦しんでいるのをみているのはつらい

今日は日曜日なので高校生を連れて一緒に…
彼も毎日部活で帰りが8.00すぎなので
今日を逃すとまた1週間はいけなくなってしまうから
母に声をかけたが反応がない??
「きたよーー」といったら、目があいたが、裏返ってる!!
体は起きてても頭が寝てる状態
しばらく様子みて、何度目かの声をかけたら急に頭が繋がった
「○○もきたよーーー」
「うん」と首を動かす
「あそこにいるよーー」
ちょうどそこにいた息子と一瞬だが目と目があったという
私は角度が違ったので見れなかったが…
だけど、しっかりとうなずいたのを見た
そのあとすぐに疲れたのか眠りバージョンに…
でも、一瞬でもわかってくれてよかった( p_q)エ-ン

水ももう口から出してしまうし、飲み込めない
氷のかけらを持っていき小さくして口に入れてあげたが
以前のようには反応もなくなってしまった


2003年01月15日(水) 母の入院

実家母が1月の6日に入院して、利尿剤を点滴し、だいぶ水はとれたものの
心臓肥大と、肺の水が一向によくならない
最初は貧血がひどく、むくみがとれるとよくなると思っていたのだが…
輸血のおかげで顔には赤みが出て、むくみがとれたものの
ずっと酸素吸入と、点滴だけだったので口は渇き、カピカピに…
それがずっと10日続いたあとに、検査の結果がでた

断層写真の結果…肺の水のすごいこと
これ以上の治療はもうやっても仕方ないと

年だし、全部あちこち悪いからしかたない
せめてだめだとわかったのだから、
食べたい飲みたいをかなえてから送ってやりたい
これからどれくらい続くかはわからないが
動脈中の酸素の量よりも二酸化炭素の量のほうが多い
いま、酸素60で二酸化炭素は70ある
それが100になったらもう助からない
本当なら、食道まで酸素のくだをいれておかないといけない状態らしい
だけどそこまでする必要はないですとお願いした
せめて苦しまないように、逝けるよう
食べたいものを食べさせて、満足させていけるよう…

朦朧として変なことも言うようになった
壁のあたりをみつめて、「鬼」とか
「俺をみんなして殺そうとしている」などなど…

東京のおじさんがきてくれた
ガソリン代としてお金をいただいた…申し訳ない
一日がかりの逢瀬ありがとうです

兄がお医者さんの話をきいた
どこまで延命するか決めておいてくださいと
急変した時の対応を。


はなゆ