パルコの株主招待券が今月いっぱいだったので、ヨロヨロと観てきました『CUSTOM MADE10.30』ブレイク前の木村カエラをプチ満喫(痩せてる)！可愛かったぁ〜。あと西門えりか、デカいです！映画的には加瀬亮と小倉一郎のパートが今一つな感は有ったけど、これが無くては成立しないと言われたら、そうなんですかといっときます。

で、今回のVIP YOKO役の千葉雅子さんや、「メゾン・ド・ヒミコ」の村上大樹とか、「トリック 特版」の池田鉄洋とか野田地図の中村まことさんとか、やっと猫ホテや拙者のメンツが売れだしていて嬉しいわ！

　『CUSTOM MADE10.30』：

正直ここ２週間ちょっと体調不良でずっと薬のんで休みの日は寝たきりです。会社には出ていましたが薬でごまかして出勤する事しばしば、悪循環です。ふっと小春日和に照らされた自分の腕の生白さに、なんだかいたたまれなくなったりして・・・。

今の仕事、正確には今の職場になって、何時の頃からか活力が低下していたのには気がつきましたが、それが単純に老化なのか何なのか気にしていなかったのですが、最近は七割型環境に依る物が大きいと言うのが分かって来た。

映画も予定していた物をほとんど観れず、苦渋の日々を送っている。

そんな中、11月23日〜12月4日までTOWERレコードがWポイントキャンペーン！！先月発売(2005/10/28)で思いとどまったデレクターズレーベルの最新BOX＜18900円(税込)＞を買うチャンス！発売当初はネットだと軒並み20%OFFだったのだが、店頭は値引き皆無！ポイント付いても10%OFFなのでここはなんとかWポイントまで踏ん張ってくれと願っていた！！しかしながら、前回のBOXが初回生産限定で即完売のレア商品だったので、ヒヤヒヤものだったのだが、案の定今回のメンツは前回よりもネームバリューのテンで劣っていたのと、倍の値段と言う事でそれほど売れなかった様子。大型レコード店では在庫が目立つみたいで、なんと店頭10%OFFの印が！更にWポイントで、結局占めて約29%OFFのウハウハですよ！

エレグラ行けなかったけどこれでなんとか溜飲をおろそう！いやまさに今が買いとはこの事ですよ！！

訃報：「レッドスネーク、カモン！」で昭和の人々にはおなじみの東京コミックショー：ショパン猪狩氏がお亡くなりになりました。合掌！

訃報：映画「ベスト・キッド」で空手の師匠「ミヤギ」役を演じたノリユキ・パット・モリタ氏がお亡くなりになりました。

何の変化が有った訳ではないのだが、少し気分転換も必要だと思い、11月19日(土)に、前々から気になていた世田谷美術館「宮殿とモスクの秘宝展」に出かけた。

珍しくヤフオクでチケットを入手して自分に行く事を義務付けてみたりしていたのだが、世田谷美術館の立地がなかなか面倒な所なのでちょっと腰が重くなっていたのだ。先週から続いていたカゼも薬をガンガン飲んでいたのでなんとか収まっている様子で、ここ連日の小春日和に散歩にもってこいの天気も手伝ってやっと出向く事にした。

取り敢えず特急で明大前まで出て各駅で下高井戸に戻り、世田谷線で上町下車。世田谷線沿線はアド街ック天国なんかでもよく紹介しているので、一度じっくり散策してみたいなぁと思いつつ何年もたっている。そう言えばこの辺は数年前働いていた職場の上司(女性：美人)がえらく気張ったマンションに住んでいたような気もしたが、今はどうしているやら・・・。

駅を出ると世田道を挟んでちっちゃい商店街が有った。通りの先に見えたパチンコ屋のネオンが、まだ明るいので用を足せず、電球の穴と塗装が剥げて転々と錆びた、まるで痘痕だらけのホネホネな容姿で迎え入れてくれた。

商店街を抜け世田谷通りを砧公園に向かって歩こうと思ったが、平行した路地にちょっと入ってみたりする。馬事公苑までに向かう途中の路地は流石都内と言う感じでゴミゴミしているのだが、中野や阿佐ヶ谷と言った中央線沿線の雑多さに比べると、こういっては(中野や阿佐ヶ谷には)失礼だが、幾分品がある。

途中の和菓子屋で饅頭を買ったついでに近道を聞いて、桜ヶ丘派出所の前を左に入り世田道の喧噪から離れる。この道は馬事公苑まで真直ぐと続き、突き当たりを左に曲がり、馬事公苑の外周に沿って更に右に曲がって、その道を真直ぐ行くと砧公園なり。

途中にJRAの職員住宅がある。昔住んでいた国立の公団住宅のように、建物が有る島と、集会所、小さな公園が混在したような立地なのだが、建物はだいたい3階建てまで、窓口を観るとちょっと古い感じもするのだが、ここ最近外壁塗装がされたものも何棟か有り、ちょっと引きで観ればなんちゃって北欧サバービアな感じにも見える。実際、端の方の何棟かはかなりシャープなデザインでかっこ良かったので、携帯写真で撮ってみたりもした。

まあ、そんな住宅でも子供たちには格好の遊び場らしく、何棟かの建物に渡り警ドロ？かくれんぼ？などをしている。廊下を小屈みでタッタッタタ！と走り、ガサガサと枯れ葉の音をさせ、物陰から大声で叫んだりしている様は、今も昔も変わらない。

そんな閑静な住宅街を抜けると、馬事公苑(地図)の大きな外周に突き当たる。この道はちょうどその入り口の辺にでるので、公開中の馬事公苑を散歩しつつ通り抜けようと思って守衛さんにその旨尋ねると、通り抜けは無理とのこと。まあ、天気のいいのにかこつけて大きな公園を二つも頬張ろうなんて虫のいい話し、聞いといてよかった。

で、当初の通り外周に沿って砧公園方面へ。この通りが用賀“七条通り”と言って、公務員住宅の信号を気にた公園方面に右折するとある。曲がって、駒大高校前辺まで、この時期、白い木瓜の花かな、が数百メートル続くのがまた美しかったり、途中に絵本美術館なんか有ったりして、まさに絶好の散歩道。早くも日が落ちて来ていたので、通り向かに並んでいたイチョウの木々が、夕日に照らされ葉が金色に輝く様はちょっと見とれてしまった。地図を見ると、この近所にはタンザニア大使館なども有るようなので、何か催し物が有るときを見計らって訪れてみるもの面白いかも。

先ほどからちらちらと遠くに見えた世田谷清掃工場の煙突が間近に見えるようになり、程なく環八とぶつかると目の前には砧公園。ここまで都合30分程度。間違っちゃ行けないのは、私は異常に歩くのが早く、特に一人歩きなのでこの程度で済んでいるのだ。普通にデートコースや休みの日の散歩を寄り道しながら楽しみたいのならこの倍位は見てほしい。

美術館までの僅かな公園の道のりを、久しぶりに目一杯落ち葉を踏みしめてみたり、公園でサッカーをする子供たちを眺めたりして、何年ぶりかの散歩＆公園を満喫する。ここの所、日曜の朝、ラヂオから聞こえてくるはなちゃんの散歩レポートは聞いていても(それすら寝坊で聞けない事も・・・)、自分で散歩するのなんて本当に久しぶりだ。

美術館に着いたのはだいたい16時半くらい、閉館が18時なのだが、1時間半くらいで見れてしまうだろうと思っていたのだが・・・失敗！！自分でも途中、かなりしっかり見てしまっているのに気がついたのだが、最後は駆け足。後1時間位は欲しかったかも。

で鑑賞の感想は、まあ、期待通り。近年、無性にトルコに行きたいと思っているのだが、その一端がイスラム美術＆建築への興味なので、かなり充たされた物が有った。とは言え、建築と言う点はさすがに展示はキツいので建築美術や装飾。展示のベースはどちらかと言うと陶器や織物なんかが比較的多かったけど、それらの年代や土地(イスラム圏は広いので)ちょっとした違いや経緯が興味深かった。

もう10年くらい前になるのだが、アルハンブラの宮殿を見たときの感動程ではないにしろ、やっぱりイスラム美術には期する物が有る。帰ってビデオを見返しみたりして・・・。

で、閉館までいたので外に出たら公園は真っ暗！！帰りは、環八沿いに歩いて八幡山に帰ろうと思って北上していたら、途中でまぎれた住宅街に陶器＆ガラス＆生活雑貨の店を発見。面白いご主人で、気に入った物を集めていたら北欧物になってしまったと言う程、その筋の物が多かった。自宅を改造した店なので、一見すると分かりづらいのだが、道ばたに看板が出ていた。あとHPも有るのだが、ご主人の無精のせいか更新が遅い様子。直でみた方がいい物がたくさん有るので興味のある人は一回見てみるといいかも。(最寄り駅は千歳船橋)

こんなすてきなお店が住宅街に混在する品の良さが世田谷区のすてきな所でなんだよなぁ。で、さすがに疲れて来たので途中の千歳船橋で小田急線に乗車。下北経由で帰ってきました。

久々にリフレッシュした！っと思ったのですが、風邪がぶり返してしまいこの後散々な目に・・・。

チケットを持っているので安心していたら、いつの間にか終わりそうだったので、ヨロヨロと渋谷のレイトショーに出かけました「シン・シティー」観てきました。

何となく凄くて、豪華なキャスティングと監督の粋な心意気で仕上がった入魂の作品なのだが。自分的に何となくピンとこなかったなぁ、こんな堂々と公開するんじゃなくて後ろめたい感じで観るような作品なんじゃないかなぁと思ったりもした。まあ、深夜とかにTVでやっていたら何回観てもいいかなって言う作品。

劇場は、異様に若いカップルが多かったですよ。

　『シン・シティー』・imdb：