気分刊日記

2005年06月26日(日) 日曜の新宿を歩く

 雨のない空梅雨、蒸し暑さに脇を固められた東京コンクリートジャングルを、月末恒例の株券消化。涼しい映画館から映画館への旅ガラス。鑑賞したのは『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』『50回目のファースト・キス』の公開から2週以上経っている作品2つだったので、まあ、ギリギリに行っても大丈夫だろう、特に、2本目の「50回〜」は、日本でも人気の薄いアダム・サンドラ-作品だからガラガラだと思っていたのですが・・・どっこい満席立ち見状態!?

それも、終映後の見立てでは、殆どが若いカップルですよ!しまった、世間でのこの映画の認識は、毎度御馴染み薄らデカくてお人好しキャラの“アダム・サンドラー”による寅さん映画でなく、「ウェエディング・シンガー」で成功したコンビによる胸キュン恋愛映画だったとは・・・。

帰りには、最近まともな服が必要な事があるので、伊勢丹メンズ館を覗いたのだが、私の収入ではまだここで買物するには至りません。って言うかそんと日はいつ来るのだろう。

 『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』imdb
 『50回目のファースト・キス』imdb



2005年06月20日(月) 節約したいのだが・・・

いっぱい書いたのに消えました。!!!!!!!!!!!!!!!

先週は『フォーガットン』観てきました。いやはや、トンでも映画です。宣伝文句が、『「シックスセンス」以来、最も衝撃体なスリラー』なんて言っているんですけど、同じシャマラン映画でもどちらかと言うと『サイン』。という事は(ジャンルはスリラーではなくSF)ってことです、つまり、これを言うともうネタバレ以外の何物でもない。でも、察しのいい方なら、あの黒人のおばちゃんが空にぶっ飛んで行くCMを観たら、もしや?!って思いますよね。まぁ、忘れろって言われても、当分忘れられない程、「おいおい・・・」なラストが待ち構えています。



2005年06月09日(木) 国外逃亡願望

いい加減日本を脱出したいです。

今週は月曜日の昼休みに仕事がらみで銀座松屋に行きました。帰りに1階の化粧品売り場で、化粧売りに捕まるおそらくほぼスッピンの片桐はいりを見かけました。で、友人に合うために早めに仕事を切り上げて、新宿に向かう途中に四谷三丁目からYOU THE ROCK ★(多分)が乗って来た。

今日は、最近首が痛かったので朝は整形外科に行った。今年に入ってからずっと痛い痛いと言っていたら、首のヘルニアじゃない?なんて言われて凄く心配!また別の所では、首のヘルニアとは別名“四十肩”とも言うらしい。ので、レントゲン撮った。

平日の病院というのは「あそこが痛い」「ここが痛い」「死んでしまう」「癌じゃないか?」などと呪文のように唱える爺婆が徘徊していて、なかなか診察が進まないのだが、取り敢えず直ぐ診察に入れた。

整形外科って、診察はほとんどいなくて、みんな公園に集まるようにやって来ては、電気や赤外線治療などの機械に当たりにくる様ですね。

そんな彼らのそうなのですが、人間それほど弱くはないようです。残念ながら首のヘルニアでも、骨肉腫でもなく年齢的なものだとのお達しでした。首の筋肉と骨の衰えがもたらすズレみたいなもの。

で、ついでに半休して靴のセールに行ったら吹越満広田レオナ夫婦が来ていた。凄くおしどり夫婦で自然な感じだった。



2005年06月05日(日) ラットタイム

ちょっと昔、IT関係の仕事を中心にドッグタイムと言うような言葉があった。インターネットの世界ではその技術や情報が日々急速に変化しており、これ迄のビジネスと同じ感覚では置いてかれてしまう。それを、犬の寿命が人間の3/1である事(3倍のスピードで年をとる)=通常よりも3倍早く、または3分の1の時間で物事を処理してゆかなくてはならない、と言った意味で使われていた言葉だったと思う。

まあ、犬でなくとも、ゾウの時間とネズミの時間みたいな例えは昔からあったのだが、つまり今回私が言いたいのは、人間として与えられた時間を如何にその身体や社会的地位に見合ったレベルで、効率的に使っているかと言うようなことなのだ。

最近特に思うのは、どうも休日の時間の使い方が非常に非効率的だという事なのだ。平日も、実は早く起きて会社に行っても午前中はほとんど寝ている中村主水の様な状態ではあるが、一応その間も給料が発生しているので効率という点ではかなり良好なのだ。しかし、こと休日になると異常に睡眠時間を取るため、目覚めがいつも昼過ぎなので活動時間が制限される。

正確に言うと、店やら何やらがやっている時間が少ない上、移動時間や決断力の無い自分が決断を迎える迄の時間が更にタイムロスとなり、ショッピングしてぇ、お茶してぇ、映画観てぇ・・・なんて休日のOLやカップルのアグレッシブさがうらやましい限りである。

更に、私は平日の就業時間が19時以降と、一般のビジネスより些か遅く、その19時という退社時間にもフロアーの他の人が全く帰る気配もなく、小心者は少しすぎてからで無いと退社できない空気が漂ってるため、平日に映画をみて帰る事が難しい。

仕方なく、休日に映画をみに行くのだが、映画を映画館にみに行くという事は少なくとも90分〜2時間は屋内に拘束されるという事である。それも、ただでさえ昼過ぎに起きだして遅いスタートなのに、外出のための身支度して、更に映画のタイムスケジュールに合わせて行動するという事を強いられるのだ。

じゃあ、映画観に行かなけりゃいいじゃん、ってな感じなのだが、そこはそれ[趣味:映画鑑賞]なんて履歴書とかに書いている手前そうもいかん(?)。だいたい、趣味は映画鑑賞とか言うような奴に限って、「最近みた映画は?」って聞くと、よくても、(今頃なら)正月頃に観た「ハウルの動く城」だったり、たいていはDVDだったりするのだ。

おじさんは古い人間なので“映画鑑賞とは映画館で映画を観る事なり”と考えてしまうのですよ。そんで、趣味とか言うならせめて一ヶ月に1回は劇場に足を運ぼうぜ。って、ガーデニングや音楽鑑賞は日常容易に出来るけど、映画鑑賞は結構リスクのいる趣味だってことに今気づいたよ・・・。

まあ、私の映画鑑賞の定義に対しては異論反論ある所なのだが、殊私に限ってはそう捉えている都合上、映画館で映画を観るという行為が日常の行為、それも休日のスケジュールに組み込まざるを得ない訳ですよ。そのおかげで、月に映画10本、年間約150本なんて学生みたいな量を観ているんだが…。

ちょっと話がそれたが、そんなこんなでなんで少ない自由時間である休日があまりにも非効率的に消化される自分が腹立たしい訳ですよ。まじ、ちょっと心理的な病気なんじゃないかとも思う最近です。

そんな私は今日も昼過ぎに起きて、渋谷に出かけて16時40分からの『イン・ザ・プール』なんて観てきました。これで2時間消費して、あっと言うまに夜ですわ。何とかならんかねぇ〜!!

 『イン・ザ・プール』って、俺は田辺誠一がプールに依存しているように、映画館もしくは映画に依存しているんじゃないだろうか・・・?!


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