千代の平熱

2001年06月19日(火)

Baby,we can

友人が嫁に行き、友達がパパやママになり、新しい事を始める為に、遠い所に行く人が居る。ここ1,2年と、近い将来の私の回りは、そんな哀しんじゃいけないお別れや、否応にも会えなくなる人が多い。私は諦めが悪い。どうしても、寂しくて仕方ない。でも、今までも何度も、そんな事何回も経験してきた。そしてその間にも、新しい出会いがあって、少し違った居心地のいい場所を、紡いでいく。それは多分毎日違うけど、たまに、3ヵ月前とは確かに景色の違う自分の居場所に気付いたりする。回りには同じ顔ぶれしかたとえ居なくても、昨日とは多分景色も、空気の匂いも、違う。だからきっと、回りの人が減り、少し心細くなっても、きっと私は、新しい色の居場所を見つける。そして何年もかけて、景色を変えてきた君と私の風景も、また違う優しい色に、紡いでいけるかもしれない。きっと出来る。静物画にはまだなってないから、新しい色の道をその信号の先に、引いていけるかも知れない。Baby,同じ空気でも、違う空気でもいい。君が居心地のいい所で深呼吸できますように。私もね。

2001年06月11日(月)

海へ行こう

私は海が好き。みんな好きだと思うけど。言っておくけど私は泳げない。だけど、海が好きだから毎年海に行き、大好きな友人達と心地よく呑む。昼寝する。そしてぼんやり、まぁ、いいか、なんて、ふっきれて帰ってくる。海はイメージでの答えをくれる。バリ島の海は焼けるような陽射しで、もやもやも蒸発させてくれた。伊豆大島の海では、非常用のマイクで、美千代ちゃん、サザエが焼けたよなんて呼び出されながらも、ここでゆっくり暮らしてみたいな、なんて豊かな気持ちにさせてくれた。噴火口で考え直したけど。由比が浜は、雑踏の中で沈む夕日が、確かに生きている事を教えてくれた。ここ何年かは、稲村が崎の海が、いつも吹っ切れさせてくれる。明日は明日の風が吹くから、悠々自適に生きていくのが幸せだよね。夏は海に行こう。シミなんて恐くないよ。素敵な水着を買わなくちゃ。重ね重ね泳げないけど。今年そこまで来てる夏の海では、私は寄せる波を見て、何を思うのでしょうか。どんな夢を見ながらお昼寝するのでしょうか。

2001年06月06日(水)

確かなものは

最近の千代熱を呼んでるとてらららさんみたいに、恋してるのかい？なんて思ったりするかも知れないけど、実はそんなんじゃ全然ない。時間はお薬と以前書いたけれど、今回は効かない。ないものねだりを１人でくり返している。もうどうしようもならない事でも、私は諦めが悪いのか、この平熱の中でも、多分もう届かない気持ちを書いている。目の前にあると分からなかった事が見えてくる。確かなものは、君が言った言葉のすべてと、君と一緒に居た時間と、君の触れた手。失ったものの大きさに気付き、割れたお皿は戻らないと言う持論を今曲げたい。今でも変わらず君とかわすあり触れた会話の中でも、私は奥で叫んでる。もう一度触れたいと。下らない事で離してしまった君の手を、もう一度捕まえたい。確かなものは、君が言った言葉のすべてと、君と一緒に居た時間と、君の触れた手だから。そして今、君に逢いたいと思う気持ちだから。

2001年06月02日(土)

関白宣言

私は学校へ行きたいなと思ってる。今の仕事も給料はまぁまぁだけど、興味がいまいち薄くて、ずっと続くか分からない。興味がある事を仕事にして、ずっと働く羽目になってもいい様にしたい。ずっと独りかもって事ではないよ。好きな人を守りたいのだよ。ベイビー。好きな事をするのをやめてしまって、こわれちゃったり、しょぼくれる姿は見たくない。好きな事と仕事を両立出来ないのなら、仕事を捨ててしまえ。責任やしがらみがその肩を痛めるなら、私がしょってあげる。私の好きな事は、君の顔を見る事、一緒に笑う事、好きな事をしているその姿を見る事だから、すべては私の好きな君で居てもらう為だから、理にかなってる。君が好きな事と仕事を両立できなくても、責任を背負う肩を持ってなくても、私には出来る。私は持ってる。だから安心して、一番心地よく居ればいい。それが私にとっても、一番心地いい幸せな日々だから。

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