与太郎文庫
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1991年02月26日(火) |
柳田文庫 〜 定本柳田國男集 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19910226 目次: 第 1巻:海上の道/海南小記/島の人生/海女部史のエチュウド /瀬戸内海の海人/瀬戸内海の島々/伊豆大島の話/海上文化 第 2巻:雪国の春/秋風帖/東国古道記/豆の葉と太陽/旅中小景 /丹波市記/樺太紀行/遊海島記 第 3巻:水曜手帖/北国紀行/五十年前の伊豆日記/瑞西日記 /ジュネーブの思い出 その他/菅江真澄 第 4巻:遠野物語/山の人生/史料としての伝説/妖怪談義 /山神とヲコゼ/山人外伝資料/「イタカ」及び「サンカ」 /山民の生活 第 5巻:伝説/一目小僧 その他/木思石語/生石伝説/夜啼石の話 /矢立杉の話/曽我兄弟の墳墓/伝説の系統及び分類/伝説とその蒐集 /橋の名と伝説 第 6巻:口承文芸史考/昔話と文学/昔話覚書 第 7巻:物語と語り物/笑の本願/不幸なる芸術/東北文学の研究 /世間話の研究/御伽噺と伽/踊の今と昔/越前万歳のこと /二たび越前万歳に就きて/獅子舞考/掛け踊/風流と我面白 /病める俳人への手紙/女性と俳諧/俳諧と俳諧観/喜談小信 /七部集の話 第 8巻:桃太郎の誕生/女性と民間伝承/童話小考/昔話を愛する人に /昔話のこと 第 9巻:妹の力/巫女考/テテと称する家筋/立山中語考/一言主考 /西行橋/細語の橋/毛坊主考/鬼の子孫/唱門師の話/俗山伏 /桂女由来記 第10巻:先祖の話/日本の祭/神道と民俗学/祭礼と世間/神道私見 /神社のこと/人を神に祀る風習 第11巻:神樹篇/祭日考/山宮考/氏神と氏子/氏子の特徴 /田社考大要 第12巻:石神問答/神を助けた話/大白神考/塚と森の話/十三塚 /十三塚の分布及其伝説/境に塚を築く風習/七塚考 /耳塚の由来に就て/民俗学上に於ける塚の価値 第13巻:年中行事覚書/新たなる太陽/月曜通信/苗忌竹の話 /御刀代田考/家の神の問題/浜弓考/神送りと人形 第14巻:木綿以前の事/食物と心臓/手拭沿革/手巾序説/風呂の起原 /臼の歴史/稗の未来/米櫃と糧と菜/親の膳/影膳の話/民俗覚書 /小豆の話/塩雑談/民間些事 第15巻:婚姻の話/家閑談/農村家族制度と慣習/親方子方 /小児生存権の歴史/童児と神/産婆を意味する方言 /私生児を意味する方言/私生児の方言/私生児のこと/常民婚姻史料 /狐の嫁取といふこと/耳たぶの穴/にが手の話/にが手と耳たぶの穴 /耳たぶの穴の一例/葬制の沿革について/葬制沿革史料/魂の行くへ /幽霊思想の変遷/霊出現の地/広島へ煙草買ひに 第16巻:時代ト農政/日本農民史/都市と農村 /生産組合の性質に就いて/農民史研究の一部/農村雑話/行商と農村 /農業と言葉 第17巻:民謡覚書/民謡の今と昔/俳諧評釈/俳諧評釈続篇 第18巻:蝸牛考/方言覚書/方言と昔/国語史新語篇/標準語と方言 第19巻:国語の将来/西は何方/毎日の言葉/幼言葉分類の試み /村荘閑話/話の話/単語の年齢と性質 第20巻:地名の研究/大唐田又は唐干田と云ふ地名 /アテヌキといふ地名/和州地名談/水海道古称/風位考/名字の話 /家の話/小さき者の声/少年と国語 第21巻:こども風土記/なぞとことわざ/火の昔/村と学童 /村のすがた 第22巻:野草雑記/野鳥雑記/信州随筆/孤猿随筆/「黒」を憶ふ /狸とデモノロジー/狸とムジナ 第23巻:退読書歴/老読書歴/さゝやかなる昔/序跋・批評・自序集 第24巻:国史と民俗学/明治大正史世相篇/日本を知るために /歴史教育について/平凡と非凡/文化運搬の問題/文化と民俗学 /文化政策といふこと/民俗学の話-一人座談 民俗学の三十年 第25巻:郷土誌論/青年と学問/郷土生活の研究法/民間伝承論 /北小浦民俗誌/郷土科学に就いて/郷土研究の将来/東北と郷土研究 /雑誌は採集者の栞/実験の史学/採集事業の一劃期 /社会科教育と民間伝承/郡誌調査員会に於て/新郷土誌の目的と方法 第26巻:日本の昔話/日本の伝説/辞書解説原稿/竹馬余事 /「しがらみ草紙」より/第一高等学校「校友会雑誌」より /松楓集より/自選歌集/日記より/にひ草/連句手帖/赤頭巾の歌仙 /青城亭五〔ギン〕歌仙/文化・自由放談の折/栗の花/歌評/独噬記 /小生ノリ丶ク/小バーンス/干潟の霜/西楼記/すずみ台/旋風 第27巻:後狩詞記/山島民譚集第1/山島民譚集第2(草案稿本) 第28巻:最新産業組合通解/日本産銅史略/農政学/農業政策学 /農業政策 第29巻:地方文化建設の序説 他67篇 第30巻:女性生活史/比較民俗学の問題/学問と民俗結合 /フィンランドの学問/学者の後/罪の文化と恥の文化/甲賀三郎 /和泉式部/片目の魚/桃太郎根原記/みさき神考/行器考/習俗覚書 /たのしい生活/知識と判断と/女性と文化/俳諧とFolk-Lore /序跋集/「郷土研究」小篇一〇七篇/「郷土研究」小通信 /「郷土研究」方言欄/「郷土研究」の休刊/「民族」雑篇 /「土俗と伝説」雑篇 第31巻:現代科学といふこと/郷土研究の話/成長は自然 /日本民俗と自然/農村保健の今昔/おとら狐の話/飯綱の話 /山立と山臥/伝説のこと/富士と筑波/瑞穂国について/米の島考 /倉稲魂考/農村と秋まつり/村を楽しくする方法/関東の民間信仰 /新式占法伝授/前兆/アイヌの家の形/つぐら児の心/寄り物の問題 /郷土舞踊の意義/舞と踊との差別/仮面に関する一二の所見 /田植のはなし/歌と国語/歌のフォクロア/俳諧雑記 /テルテルバウズについて/かぐやひめ/浪合記の背景と空気 /方言覚書/江湖雑談/デアルとデス/今までの日本語 /話し方と読み方/文章革新の道/春来にけらし/思ひ言葉 /和歌の未来といふことなど/平瀬麦雨集小序/イブセン雑感 /読書余談/伊頭園茶話から/翻訳は比較 /「少年の悲しみ」などのこと/二階と青空 /「ドルメン」を再刊します/「農家と人」審査感想 /「孤島苦の琉球」/「朝鮮民俗誌」/「近畿民俗」/系図部を読みて /「村のすがた」と社会科教育/「遠野」序/旅と文章と人生 /大嘗祭と国民/大嘗祭ニ関スル所感/史学興隆の機会 /一つの歴史科教案/新たなる統一へ /中農養成策保護論者が解決すべき一問題/産業組合の道徳的分子 /農業用水ニ就テ/将来の農政問題/次の二十五年/塔の絵葉書 /マッチ商標の採集/友食ひの犠牲/山帽子/山の休日/作之丞と未来 /特攻精神をはぐくむ者/女の表現/教師は公人/通信の公私 /読書人の眼/常民の生活知識/鷺も烏も/あなおもしろ /発見と埋没と/大仏と子供/仙人の話/誰に見せう/夏祭進化 /喜談小品/「野方」解/ツルウメモドキ/東北の芹の塩漬 /故郷の味/梅についてのお願ひ/私の書斎/町の話題/泥棒公認 /猿落しの実験/埼玉県知事に申す/御誕生を悦ぶ/あつい待遇 /新しい統一のため/日本民俗学の前途/紙上談話会/創刊のことば /新しい光 別巻 第1:朝日新聞論説. 上 大正十三年七月一日〜昭和二年六月二十三日 別巻 第2:朝日新聞論説. 下 昭和二年七月一日〜昭和五年九月十四日 別巻 第3:故郷七十年 改訂版/故郷七十年拾遺 別巻 第4:炭焼日記/柳田採訪/大正七年日記/大正十一年日記/書簡 別巻 第5:総索引 付:収録著作索引 書誌/年譜 http://thinkzink.cart.fc2.com/ca213/3429/p-r-s/ ── 柳田 国男《定本柳田國男集 全31巻+別巻5 1968-70 筑摩書房》 (20081121)
1991年02月21日(木) |
風変りな著書 〜 デザルグ生誕400周年 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19910221 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19910221 Ex libris Web Library;DYALING by Desargues http://mathdl.maa.org/mathDL/46/?pa=content&sa=viewDocument&nodeId=2591&bodyId=3647
Desargues, Girard 15910221 France 166109-10‥ 70 /〜《Brouillon projet des coniques》 http://www.com.mie-u.ac.jp/~kanie/tosm/humanind/jinmeit4.htm#Desargues Chasles, Michel 17931115 France 18801218 87 /1845‥‥ デザルグの著書を再発見 http://www.com.mie-u.ac.jp/~kanie/tosm/humanind/jinmei_s.htm#Chasles Monge, Gaspard 17460509 France 18180728 72 /ガスパール・モンジュ http://www.com.mie-u.ac.jp/~kanie/biograph/monge.htm
── 風変りな思想家としては、たとえばデザルグがいる。或る伝記の 中に、彼のことについて次のようなことが述べられている。「デザルグ。 一五九三〜一六六二年。彼は全く天才的な建築家、および幾何学者であ ったが、その人物は酔狂とは言えないまでも、いささか風変りだった。 つまり彼は世間に対しては、自己顕示欲の強い人物とは真の意味で対極 にある人てあった。自分の主著を、顕微鏡でなげれば見えないような小 さな活字て「ばら紙」に印刷させ、ごく親しい友人たちにだけそれを配 った。否、それだけではなかった。この誇り高い謙虚さでさえ、彼にと ってはまだ十分ではなかったのである。彼はこの、ともかくも手に入れ にくい「ばら紙」の中で、全く数学的でない、植物学から借りてきた暗 号を使った。すなわち幾何学の事象を言い表わす時には常に、根、枝、 茎、花などについてしか語らなかった。そう思いこんだとしても当然だ が、同時代人は彼のことを夢想家か愚か者であると見なしていた。フェ ルマやパスカルのような真に偉大な数学者だけが、このリヨンの賢者に ついて別の意見を持っていた。彼らはこのことについては全く正しかっ たのである。というのも、デザルグは射影幾何学の本来の創始者であり、 今日、一般的に彼の名前のついた定理は新しい幾何学の構築のために非 常に大きな意味があり、その定理は、たとえばピタゴラスの定理の重要 さにほとんど劣るところがない。(彼の主著は失われてしまった。失わ れてもよいという覚悟があったのだから驚くにはあたらない。) だがそれは偶然であった。或る別の男(偉大なフランス人の幾何学者、 シャール)が或る時、パリのセーヌ河岸にある古本屋て本をぱらぱらと めくった。まさにこの専門家、数学史家が、こうして失われていたデザ ルグの主著を一八四五年に再発見したのであった。」(P19-20) http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/400336581X ── クレッチマー/内村 祐之・訳《天才の心理学 19820118-19880516 岩波文庫》 (20111110) ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ↓=Non-display><↑=Non-display └┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘
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