与太郎文庫
DiaryINDEX|past|will
1982年11月28日(日) |
留別吟 〜 草いろいろ おのおの花の手柄かな 〜 |
……《更科紀行 168809‥ 貞亨 5.08‥》への出発に際して美濃の門人へ。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19941114 雑草雑考 〜 芭蕉忌300年 〜 http://d.hatena.ne.jp/adlib/16941128 Ex libris Web Library;草いろいろ句碑(レーガン&中曽根 康弘) https://www.jalan.net/kankou/spt_24206aj2200023779/ 19821128(16941128)曜日周期 19831111 レーガン大統領が衆議院本会議の演説に引用。 198406‥ 上野ロータリークラブ 創立三十周年記念に建立。 与太郎ルール(日付その他の凡例) 段落の「初行一字下げ」は、前頁からの続きかどうかの識別に必要だ。 一行の文字数を定めない者は、印刷原稿を扱ったことがないからだ。 原稿用紙を使いなれた者は、さまざまの制約を強いられていた。 年月日時刻は「F8」キーを押す。 2018/10/17 02:30 文書として残すには「/」を消す。 20181017 02:30 署名がわりに「( )」でくくる。(20181017 02:30) 「□□□□□ □□□□□□□ □□□□□ □□□□□□□ □□□□□□□」 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□。 「□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□」 和歌 三十一字(サンジュウイチモジ=みそひともじ)31=5+7+5+7+7 漢字を混ぜて、減らした字数に、作者名や日付や句読点を当てる。 古池や 蛙 飛びこむ 水の音(ふるいけやかわずとびこむみずのおと) …… □□□□□ □□□□□□□ □□□□□。── 芭蕉《発句》 ── 仙化・編《蛙合 168604‥ 貞享 3.閏03‥》初出 ── 仙化・編《芭蕉七部集の一『春の日』168609‥ 貞享 3.08‥》所収 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%BE%BE%C8%F8+%C7%CE%BE%D6 蕉門十哲(Shoumon Jittetsu)は、芭蕉の高弟10人を指していう。 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B1%FC%A4%CE%BA%D9%C6%BB
松尾 芭蕉 正保 1.寛永21.‥‥-元禄 7.1012 ──《奥の細道》/号=宗房“時雨忌/桃青忌/翁忌” Matsuo, Basyou 1644‥ 伊賀 16941128 51 /大坂客死 宝井 其角 寛文 1.‥‥-宝永 4.‥‥ /蕉門第一の高弟。江戸座を開く。 Takarai,Kikaku 1661‥‥ ‥ 1707‥‥ 46 / 服部 嵐雪 承応 3.‥‥-宝永 4.‥‥ /其角とならんで蕉門の双璧。 Hattori, Ransetsu 1654‥‥ ‥ 1707‥‥ 51 / 森川 許六 明暦 2.‥‥-正徳 5.‥‥ /晩年入門。芭蕉に画を教える。 Morikawa, Kyoriku 1656‥‥ ‥ 1715‥‥ 59 / 向井 去来 慶安 4.‥‥-宝永 1.‥‥ /嵯峨野に別荘「落柿舎」所有。野沢 凡兆・共編《猿蓑》 Mukai, Kyorai 1651‥‥ ‥ 1704‥‥ 53 / 各務 支考 寛文 5.‥‥-享保16.0207“蕉門十哲の一”俳諧師 Kagami, Shikou 1665‥ 美濃 17310314 66 / 内藤 丈草 寛文 2.‥‥-宝永 1.‥‥ / Naitou, Jousou 1662‥‥ ‥ 1704‥‥ 42 / 杉山 杉風 正保 4.‥‥-享保17.‥‥ /蕉門の代表的人物で芭蕉の経済的支援者。 Sugiyama, Sanpuu 1647‥‥ ‥ 1732‥‥ 85 / 立花 北枝 生年不詳.‥-享保 3.‥‥ /道中に入門。 Tachibana, Hokushi 16..‥‥ ‥ 1718‥‥ ? / 志太 野坡 寛文 2.‥‥-元文 5.‥‥ /芭蕉の遺書を代筆。 Shida, Yaba 1662‥‥ ‥ 1740‥‥ 78 / 越智 越人 明暦 2.‥‥-没年不詳 /尾張蕉門の門人。「更科紀行」の旅に同行。 Ochi, Etsujin 1656‥‥ ‥ 17..‥‥ ? / 杉風・北枝・野坡・越人の代わりに以下の4人を加える説もある。 河合 曾良 慶安 2.‥‥-宝永 7.‥‥ /《奥の細道》の旅に同行。 Kawai, Sora 1649‥‥ ‥ 1710‥‥ 61 / 広瀬 惟然 慶安 1.‥‥-正徳 1.‥‥ /美濃蕉門の門人。関(現・岐阜)に弁慶庵。 Hirose, Inen 1648‥‥ ‥ 1711‥‥ 63 / 服部 土芳 明暦 3.‥‥-享保15.‥‥ / Hattori, Tohou 1657‥‥ ‥ 1730‥‥ 73 / 天野 桃隣 寛永16.‥‥-享保 4.‥‥ /芭蕉の縁者。芭蕉に許六を紹介。 Amano, Tourin 1639‥‥ ‥ 1719‥‥ 80 / ※ 他に、以下の説もある。 俳人百家撰(与謝蕪村・編): 其角、嵐雪、去来、丈草、支考、北枝、許六、曾良、野坡、越人 芭蕉と蕉門十哲図(對雲・筆): 其角、嵐雪、去来、丈草、支考、北枝、許六、曾良、野坡、杉風 芭蕉と蕉門十哲図(南峯・筆): 其角、嵐雪、去来、丈草、支考、北枝、許六、曾良、越人、杉風
http://twitter.com/awalibrary http://twilog.org/awalibrary(ツイログ検索) http://booklog.jp/users/awalibrary(書籍目録) | http://q.hatena.ne.jp/adlib/(はてなQ&A) http://d.hatena.ne.jp/adlib+bilda/(準公開) https://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_ansdetail.php?writer=gswyn755 | http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19821128 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html(与太郎文庫)
(20181017) ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ↓=Non-display><↑=Non-display └┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19821101 盤外長考 阿波 之男 TV対談《徹子の部屋》に登場の、米長邦雄棋王いわく「強くなるほ ど夢の中で盤面が小さく見えます。強くない人は、部屋いっぱいくらい の盤で考えるから、全体が見えない。遠くから角が利いていても気づか ない」 実は、この番組の一月ほど前に、大山康晴王将の考案になるという、 なぜか碁盤と同寸の《大象盤》が発売されて「戦陣布陣が把握しやすく、 指し味に迫力が増す」と広告にうたわれている……すると、大山さんの 頭の中は、米長さんより広いのだろうか? 御両人の説をまとめると、 強くない人は大盤で勉強して、小さな盤を夢で見なさい、ということか。 そもそも、もっぱら盤外のことに興味が転ずるのは、強くなれない人 であって、たとえば、将棋盤も碁盤も、なぜ正方形でないのか? 将棋盤は十一×十二寸、碁盤は十四×十五寸であり、同じ一寸ちがい でも比率が異なる。したがって碁盤と同寸の《大象盤》は、本来の将棋 盤に比べ、やや寸づまりに拡大されている。 しかし、これでも良いわけがある。 大橋礼法によれば「盤面を離るる事各々四寸にして端座」とあって、 その位置から盤面を見おろすならば、遠近法によって、タテヨコは等し く見えるはずである……厚みや高さに特に定めがないのは、人によって 座高などが異なるためと思われる。 もともと庶民の遊具でなかったから、注文主の思いつきや、製作者の 都合で自由に寸法を決めたらしく、御城将棋や正倉院の碁盤など、たい てい今の盤より大きい。進歩とともに小さくなって統一された、といえ ば米長さんの説が当っているし、もとは大きかった、と考えれば、大山 さんの着想がふさわしい。 碁・将棋・チェス・トランプ・タロット・花札・かるた・麻雀……す べての原点はインドに発して、西洋ではインチやセンチとなり、東洋で 尺寸におさめられた。チェスは正方形で遠近感がないかわりに立体駒を 用いている(さいきん出現したオセロは、チェス盤に平駒を置いている ので、対決感に欠けるのではないか)。 タロットは単純な一×二か二×三であり、トランプになると黄金分割 (一×約一・六)やルート矩形(一×約一・四、紙の裁断規格でもあり、 経済性にすぐれる)が多くなる。 かれこれそんな事情から、新聞の将棋欄や入門書の多くは、正方形で 表わしているが、本誌《将棋世界》は、厳正なる比率十一×十二である ことに注目すべきである。 ところが、NHKのテレビ将棋をブラウン管で測ってみると、相当に タテナガである。駒台まで見せるための配慮なのか、実物を実測できな いのが残念であるが……。 ひとこといえば、これほどまでに完成された芸術品でもある将棋用具 のなかで、例の解説用大盤だけが、どれをみても粗末なつくりである。 盤外ファンとして、関係者の長考を期してやまない。 (198211・・) ── 《将棋世界 198301・・ 日本将棋連盟》
|