与太郎文庫
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1955年10月10日(月)  山脈・第十号

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19551010
 
 やまなみ 10号(欠本)
 《山脈・第10号 195510‥ 同志社高校文芸部》岩倉 明(表紙)
 
 岩倉 明  具実の子 1937‥‥ 京都 /具視の曾孫/写真・紀行・翻訳
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19510402
 岩倉家の人々 〜 五百円札の末裔 〜
 
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(20090507)
 


1955年10月05日(水)  華々しく、甘々しい思い出 〜 Kreisler vs Elman 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19551005
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19551005
 Ex libris Arai Library;Mischa Elman
Violin Recital 19550925 The Yomiuri Press
 
── 歯科医だった父親は決して教養人ではなかったが、世にいうモダ
ン・ボーイではあった。人並みに蓄音機とSPレコードを持っていて、
大部分は映画音楽とポピュラー音楽だったが、少しはクラシック音楽も
混じっていた。その中にクライスラーのヴァイオリン・レコードもあっ
た。父親は昼の診療を終えると、決まってドルドラの「スーヴェニール
(思い出)」の旋律を口笛で吹きながら、二階から階段をかけ降りて来
た。それが我が家の昼食のシグナル・テューンだったが、オりジナルは
クライスラーの弾く「スーヴェニール」だった。
 幼かった筆者はその甘く切ない音色が好きで、よくクライスラーの
「スーヴェニール」を手巻きの蓄音機で聴いた。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4276351294
── 出谷 啓《クラシック この演奏家を聴け! 19960410 音楽之友社》
 
 この曲の旋律を「二階から階段をかけ降りながら口笛で吹く」のは、
あまりにも至難の技で、でーやんらしく筆が滑っている。
 与太郎も、たった一度ラジオで聴いたエルマンに魅了されてしまった。
 
http://www.youtube.com/watch?v=yyYAW3wq_dY&feature=related
 Kreisler plays "Souvenir" by Drdla. Acoustic Version
 
http://www.youtube.com/watch?v=FR4uTzwrzMs&feature=related
 ↑"Souvenir", Mischa Elman ↓Dvořák & Gossec
http://www.youtube.com/watch?v=31uJT2IKsR0&feature=related
 
── 貴方にとって「これこそ音楽だ」と言えるミュージシャン、又は
楽曲(略)《スーヴェニール》はピンと来ないなあ。すいません。
http://q.hatena.ne.jp/1072794158#a49357 (JEM7)
 


 Drdla, Frantisek Alois 18691128 Czecho Wien  19440903 76 /〜《Souvenir 1904‥‥ Wien》
 Kreisler, Fritz     18750202 Wien  America 19620129 86 /〜《Liebesfreud & Liebesleid》
 Elman, Mischa Saulovich 18910120 Russia America 19670405 76 /“Elman Tone”19550928-1005 Japan
 Seiger, Joseph     19‥‥‥         19‥‥‥ ? /Piano Accompanist

 
── 原曲はピアノ曲ですが、バイオリン独奏に編曲されてからは、こ
の方が親しまれています。
 音楽としては、やや通俗的なきらいはありますが、リサイタルの小品
として、あるいはアンコールとして、欠くことのできない名曲です。終
始、自由なテンポで、ピアノとバイオリンが、なつかしい思い出を語り
あうのです。ヴァイオリン独奏 杉林 博子/ピアノ伴奏 中川 幸子
…… 第一回校内ポピュラーコンサート(Program)
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19581125
 
── 2ヶ年:ドルドラ《スーヴニール》発表会で独奏できる。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1835903.html (No.1)
 
── 与太郎がドルドラの名曲《スーベニール(思い出)》をヴァイオ
リンで弾いていると「正しい発音はスヴヌール(?)よ」とか教わった。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080822
 Triplingual ? 〜 母語・父語・兄語・弟語・姉語・妹語 〜
 
(20110410)
 


1955年10月01日(土)  学生愛唱歌集

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19551001
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html
 
 Ex libris Awa Library;学生愛唱歌集
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/
── 堀内 敬三・監修《学生愛唱歌集 19551001 旺文社》※♪
── 《高校時代 十月号 第三付録 19551001 旺文社》
 
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 はしがき
 
 心には太陽を、くちびるには歌を! ──若き日の喜びはうたごえと
ともに訪れてきます。
 どんなに辛くても、どんなに悲しくても、歌は傷つける心をつつみ、
やわらげます。それは、私たちの心の底に抑えつけられた、人間に共通
な真・善・美への意欲をゆりさまし、疲れた心に清新な活力を注ぎこむ
からです。“うたごえ”の運動が、働く人々の間に起り、受験に悩む高
校生にむかえられ、全国的に高まっていっているのも、歌うことが、歪
められた自分たち自身に、正しい方向に進む勇気と力とを与えてくれる
からに他ならないでしょう。
 本書には、疲れた心には休息とはげましを、楽しみはより楽しく……
といった、高校生諸君が、心から明るく歌える歌を47曲集めました。勉
強の合間に、あるいはシーズンをむかえたハイキングに、こよなき諸君
の友として、1人ででも、グループででも、楽しく明るく歌っていただ
きたいと思います。
 その歌声が、やがて全国津々浦々にひびきわたる時、それはさらに力
強く日本の前途を祝う鐘のひびさとなるはずです。
 最後に、堀内敬三先生が、本書をよりよい歌集にするために、また諸
君たちがいつでも心から歌えるようにと、特に監修して下さったことに
対し、深く感謝いたしましょう。
 
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 目次
 
 歌いたい人々のために………………音楽評論家 堀内 敬三… 2
 
《日本〉
 あゝ玉杯(一高寮歌)…………… 4
 逍遥の歌(三高寮歌)…………… 6
 都ぞ対生(北大寮歌)…………… 8
 日雲なびく(明大校歌)…………10
 都の西北(早大校歌)……………12
 若き血(慶大応援歌)……………14
 花……………………………………16
 椰子の実……………………………18
 荒城の月……………………………20
 ペチカ………………………………22
 浜辺の歌……………………………24
 出船の港……………………………26
 
《ドイツ》
 菩提樹………………………………28
 野薔薇………………………………30
 ローレライ…………………………32
 故郷を離るる歌……………………34
 セレナード…………………………36
 アルプスの牧場……………………38
 聖夜…………………………………40
 
《イギリス》
 いとしジョニー……………………42
 アニー・ローリー…………………44
 ロンドンデリーの歌………………46
 故郷の空……………………………48
 庭の千草……………………………50
 久しき昔……………………………52
 
《アメリカ》
 埴生の宿……………………………54
 峠のわが家…………………………56
 ジングルベル………………………58
 懐しのヴァージニア………………60
 懐しの我がケンタッキーの家……62
 草競馬………………………………64
 夢路より……………………………66 ※♪
 お! スザンナ……………………68
 故郷の人々…………………………70
 黒ん坊ジョー爺や…………………72
 金髪のジェニー……………………74
 家路…………………………………76
 
《フランス》
 別れの曲……………………………78
 ラ・マルセイエーズ………………80
 夜の調べ……………………………82
 
《イタリア》
 かえれソレントへ…………………84
 サンタ ルチア……………………86
 
《ロシア》
 ヴォルガの船曳歌…………………88
 バイカル湖のほとり………………90
 ステンカ・ラージン………………92
 カチューシャ………………………94
 トロイカ……………………………96
 

 
(20101021)
 


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