睦月の戯言御伽草子〜雪の一片〜
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道標過去へそれから


2005年01月20日(木) 疑問

「でも、この先に進むのになんでみそぎがひつようなわけ?」
遅くなった朝食を食べながら聞いてみた。
「みんなもここをとおって自分の家に帰ってるんだろ?みんなも禊して行ったわけ?」
「いいえ、ここの住人はそんなこと必要ありません。」
「ここの住人?」
「ええ、雪さんはまだここの住人ではありませんから」
「・・・?」
「雪さんは帰るところが違いますから。」と笙
余計にわからなくなったきがするけど・・・・?
「僕ってここの住人ではないんだ・・?」
「え、ええ・・」
「まさか、雪さん、覚えていないんですか?」
「覚えてるも何も僕はずっとここの住人だろ?」

妙な沈黙が流れた。

ボクハココノジュウニンデハナイ・・・・?


お地蔵様の資料は『ojizosan.com』を参考にさせていただきました。
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