宿の前には三叉路があって雪のせいか夜のせいか道の先は見えない。道の先を宿の主人に聞いたが「いずれわかりますよ。」と笑うだけで道のことはそれきり話してはいない。もちろんその道がなければ、ここに来る客もいるわけがないのだが・・今日はちょっと行ってみようかな・・・なんていたずら心が沸いてきた